オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

信州・鉄旅 松本電鉄上高地線の終着駅・新島々へ

2014年08月04日 | 長野
青春18きっぷ第2回は信州・松本電鉄上高地線の新島々へ行きました。
松本へは高尾9時48分発松本行というちょうどいい電車があります。私は早めに家を出たので、その電車より先行して松本へと進み、途中駅でその電車に乗ろうとしたんですが、都内の中央線がトラブルでダイヤは大幅な乱れ。高尾まで下り電車なのに相当な混雑でした。

甲府駅で乗り継ぎの電車待ちで途中下車。線路の北側になにやら城郭らしきものが見えたので行ってみると甲府城の山手御門を復元した歴史公園だそうです。中央線の南側には甲府城址があって、そこは昨年訪ねました。歴史公園のガイドさんの説明によると、線路の北側も甲府城址で、中央線敷設の際、甲府城を貫通して線路を建設したため甲府城址は南北に分断されたそうです。
甲府城にも天守閣再建計画があるそうです。甲府といえば武田信玄ですが、甲府城は信玄とは関係がなく、武田家滅亡後、豊臣氏が建設した城です。

山手御門から甲府城の天守台方向を望みます。手前に中央線の線路が通っています。

松本行の電車で一路松本へ。

穴山駅は武田家の重臣・穴山氏の発祥の地だそうです。穴山梅雪は武田家滅亡の前に徳川へ寝返り、家康とともに上京、本能寺の変に遭い、三河への帰路、土民に襲撃され死亡したそうです。本能寺の変のあとの家康一行を描く映画やドラマではたまに梅雪も登場します。

松本駅へ到着。電車が遅れたために松本電鉄との接続は悪く、しばし駅周辺で時間つぶし。駅舎には北野建設、信濃毎日新聞の看板があります。松本までの途中、エプソンの大きな工場が見えました。スケートで有名な日本電産サンキョー(旧三協精機製作所)の工場も。もちろんセイコー関連の工場も。さすが「東洋のスイス」ですね。

いよいよ松本電鉄上高地線の電車に乗車です。

新島々駅に到着。やはり登山者が多いですね。

天気予報は午後から雨、突然降り出しました。

新島々駅はバスターミナルと一体になっています。昔、この新島々に初めて来た時、妙な地名だと思いましたね。山間部に新島々とは。上高地線は今の新島々の先、島々が終着駅だったのですが、島々駅周辺は平地が少なくバスターミナルを建設するには適さなかったために手前に新島々駅を作ってそこでバスと接続をさせたそうです。その後、新島々・島々間の線路は台風の被害を受け廃止されました。
帰りの電車は「なぎさトレイン」です。なぎさちゃんはアニメのアイドルなのでしょうか。




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