オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

常陸国・古城の旅 笠間城と旧八幡台櫓を移設した真浄寺

2018年03月23日 | 茨城
笠間駅です。笠間の町並み大石邸跡。1622~1645年、忠臣蔵でお馴染みの大石内蔵助の主家・浅野家は笠間藩の藩主を務め、内蔵助の曽祖父と祖父の時代には大石家の屋敷がありました。討ち入り装束の大石内蔵助の銅像が立つのはどうかと思いますが。内蔵助自身は笠間に住んだことはないでしょう。笠間日動美術館。昔美術館に隣接してスポーツカーミュージアムがあり、名車コブラが展示されていました。時鐘旧町立美術館
治功神社
笠間城本丸笠間城は鎌倉初期に笠間氏が築城、笠間氏は1590年に滅亡しました。江戸期は浅野氏など諸大名が藩主となり、後期以降は牧野氏が藩主となって幕末まで続きます。天主跡
笠間城は関東では珍しく石垣のある山城です。佐白山山頂の佐志能神社山頂周辺本丸の千歳松
八幡台櫓跡。ここにあった櫓は明治中期に城下の真浄寺に移設されました。八幡台山麓公園近くの営業終了したホテル日動美術館笠間稲荷の門前町
本殿真浄寺
笠間城の旧八幡台櫓を移設した七面堂愛宕神社白凛居は残念ながら休館でした。山下りんの記念館です。りんは1877年(明治10年)に美術学校に入学、ロシア正教会に入信。聖像(イコン)画家を目指してペテルブルグに留学。帰国後は聖像画に励み、ニコライ堂の聖像画は関東大震災で焼失しましたが、各地に多くの聖像画を残しました。山下りんの生涯は「ニコライの塔 大主教ニコライと聖像画家山下りん」(中公文庫)に詳しく書かれています。水戸へ来ましたが雨のため偕楽園は諦めました。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿