オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

常陸国・古城の旅 笠間稲荷、笠間焼で有名な笠間の笠間城

2014年12月30日 | 茨城
水戸城に続いて笠間城を目指しました。笠間といえばなんといっても笠間焼と笠間稲荷、次に日動美術館です。今回、私はそのどれでもなく笠間城が目的です。

JR水戸線の笠間駅です。駅前は閑散としています。

笠間藩の藩校・時習館跡

駅から北へしばらく歩くと城山が見えてきます。城山の中腹に龍宮城のような建物が見えます。

ホテル井筒屋。3階建て、いい建物です。

日動美術館の手前に大石邸跡があります。大石とはなんと大石内蔵助の大石家です。赤穂浅野家は内匠頭の曽祖父の時代は笠間藩だったそうで、その時に大石家も笠間にありました。

笠間日動美術館は年末のため休館でした。昔、この美術館にクラッシクカーも展示されていました。私はここで名車コブラを初めて見ました。今は自動車は展示していないようです。

佐白山山麓公園の時鐘楼。観光地図によるとこの周辺に坂本九歌碑とか座頭市記念碑があるようです。
家へ帰って坂本九と座頭市は笠間とどんな関係があるか調べました。坂本九は戦争中に笠間に疎開していたそうです。座頭市は「座頭市・笠間の血祭り」という作品があったそうです。説明をされれば座頭市記念碑は納得いきますが、疎開していたからといって坂本九歌碑はかなり無理があるのでは。大石邸跡もそうですが。

大石内蔵助像。内蔵助が笠間に住んでいたのかどうか私はわかりません。山鹿流の忠臣蔵の装束はやり過ぎでは。

佐白山山麓公園から笠間城への登り口







笠間城八幡台櫓跡



天守台へ上がる階段






佐白山山頂の佐志能神社



神社付近の石垣は崩壊の怖れがあって、現在修復工事中です。



山麓公園に戻ってきました。公園の治功神社

笠間城城主の下屋敷跡


来る時に見た竜宮城のような建物は旅館だそうです。今は営業をしていません。


帰り道は遠回りをして民芸の里、陶の小経を歩いて駅へと戻りました。
笠間城は笠間氏がつくり、北条、宇都宮、蒲生、松平、小笠原、浅野と頻繁に城主が変わり、牧野氏のときに明治維新を迎えました。最後の牧野氏のころに陶業振興政策がとられて笠間焼が発展したそうです。今回もまた笠間稲荷は素通りでした。




















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