オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

因幡国・古城の旅 天球丸巻石垣・大手登城路の大迫力、鳥取城

2018年10月09日 | 中国
鳥取駅からバスで鳥取城跡の久松公園に来ました。鳥取城の宝珠橋近くの堀「ふるさと」歌碑。鳥取出身の岡野貞一の作曲です。
さくら名所100選
久松公園。鳥取城跡の城山は久松山といいます。宝珠橋北ノ御門跡
久松山(標高260m)仁風閣。1907年(明治40年)建設のフレンチルネッサンス様式西洋館。本日休館です。

県立博物館博物館内部建築業協会賞西坂下御門角櫓下
二ノ丸跡三階櫓跡二ノ丸跡石切場三階櫓石垣天端角石修復工事
三階櫓跡裏御門跡官庁街。裁判所、県庁、県警本部があります。二ノ丸走り櫓県立鳥取西高。私の先輩の出身校です。菱櫓跡表御門稲荷社ここから先の山上ノ丸に本丸、二ノ丸、三ノ丸があり、本丸には天守がありました。本丸の標高は260m、天球丸は51m、比高差は200mほど。日没が近いので諦めました。
天球丸跡大手登城路天球丸下の巻石垣表御門跡
天球丸の巻石垣日本唯一、奇っ怪な形の石垣です。崩壊した石垣を球形の石垣を追加して補強しました。大手登城路お左近手水鉢太鼓御門跡。三ノ丸跡に建てられた鳥取西高三ノ丸跡太鼓門仁風閣擬宝珠橋復元工事城代屋敷跡
久松山。中央の石垣は三階櫓跡。山上ノ丸天守が焼失したあとは、三階櫓が鳥取城の事実上の天守としてシンボル的存在でした。
太閤ケ平(たいこうがなる)の説明。山上ノ丸の東約1500mの山の頂上部に羽柴秀吉が築いた鳥取城包囲戦のための陣城で、石垣はありませんが、巨大な土塁の城です。山上ノ丸の説明擬宝珠橋。復元工事は完了し10月8日に完成式を終えていますが、今のところ土曜・日曜限定開放で、12月から毎日開放です。擬宝珠橋の完成によって大手登城路は二ノ丸三階櫓跡まで通行可能となります。鳥取城のメインストリート、大手登城路秀吉軍と籠城戦を戦い最後に降伏、切腹をした吉川経家の銅像今回は山下ノ丸しか見られませんでしたが、それだけでも腹いっぱい、十分に満足です。次回山上ノ丸、太閤ケ平も攻略したいものです。丸一日かかりですね。
鳥取城は吉川経家が降伏後、秀吉の側近宮部氏が治め、関ヶ原ののちは姫路城主池田輝政の弟、池田長吉が入城し、鳥取池田家となります。池田家は鳥取のほか姫路、岡山にもあり、それぞれ中国地方の雄藩として幕末まで存続します。

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