オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

東海道線、三島駅からクレマチスの丘への旅

2014年01月11日 | 静岡
青春18きっぷの最終日、東海道線で三島へ行き、長泉町のクレマチスの丘、ベルナール・ビュフェ美術館へ小さな旅をしました。三島駅からはクレマチスの丘の送迎バスに乗ります。このバスは無料なのでこの日の交通費は2300円ポッキリですね。
クレマチスの丘はするが銀行グループの財団が運営する施設で、世界唯一のビュフェ美術館です。

終点のビュフェ美術館で下車。昨年リニューアルオープンしましたが、私は今回が3回目の訪問です。私は学生時代からこのビュフェは気になる作家でした。よく行っていた喫茶店のマッチの図柄がビュフェのピエロの絵だったんですね。友人に「ピエロの絵ばかり描いているフランスの画家だよ」と教えられ、それ以来興味をもったわけです。
次の井上靖美術館では「氷壁」のナイロンザイルを展示していました。「北の海」は旧制高校の柔道部を描いた作品で、団体戦での特殊な戦法、1人の強者と他の弱者の高校がいかにして名門校の柔道部に勝つかを描いています。柔道は個人戦と思う人が多いと思いますが、旧制高校の時代は団体戦がメインで、今でも相撲、剣道、柔道は団体戦に力を入れている学校は多いようです。
時間があったのでもう1館、フォトミュージアムも見学。企画展は「増山たづ子」。岐阜県の山村にダム建設計画が持ち上がり、村はダムの底に沈むことになる。住民は立ち退きを迫られ、工事の開始とともに住民たちは村を去っていく。その模様をカメラの知識も何もない1人のおばあちゃんが写真に記録していく。人々の表情、村の様子を実にリアルに捉えているのです。おばあちゃんのカメラは懐かしいピッカリコニカでした。


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