オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

仙台・山形の旅(5)山形市内に残る大正・昭和レトロの建築物

2015年10月17日 | 宮城・山形・福島
仙台・山形の旅の3日目です。今日は米沢発13時08分の電車で東京へ帰るつもりです。それを逃すと次は17時44分。4時間半も上り電車はありません。米沢・福島間の奥羽本線は1日に10本しかありません。朝夕の時間帯を除く日中は13時08分のみです。そのため午前中はかなりの強行軍。朝の7時半にホテルを出て行動開始です。
山形城へいく前に山形市内の歴史的建築物を見て歩きました。

旧羽州街道沿いの漆器店



味噌醤油の老舗・丸十大屋



乃し梅の佐藤屋


山形商事。何の会社か不明ですが、立派な蔵造りの店舗です。





男山酒造


稲垣仏壇店


漬物いげたや

雑貨店キャメルフィールド

食堂

アオヤマ書店

写真集「山形市の昭和」のポスター

山形まるごと館・紅の蔵。紅花商の旧長谷家蔵屋敷です。


のむらや寝装

望楼に注目。

丸太中村近江屋。砂糖・小麦粉卸の会社。本社は移転しました。


吉池医院



西村写真館

写真館の隣の映画館。閉館のようです。

大丸屋紙店

az七日町

七日町一番街

七日町ほっとなる広場

大沼デパート



御殿堰。昔の農業用水を再生し、今は商店街です。


七日町二郵便局

山形銀行本店の旧館

山形市役所




文翔館。大正10年建築の旧山形県庁。重文です。時計塔は札幌時計台に次いで国内2番めに古いものだそうです。



同じく大正10年建築の山形県会議事堂。

やたら漬の丸八

香味庵まるはち

羽州街道で見かけた長門屋漆器店の店舗
山形の旧市街、羽州街道沿いには大正・昭和レトロな建築物が多く残っています。私は知らずに訪れたのでまったく意外でした。山形市は1894年(明治27年)の大火で中心部は焼失しましたが、戦災がなかったので、多くの古い建築物が現在も残っています。逆にいえば経済成長の大きな波がなかったからなのだともいえますね。
私が生まれ育った函館の旧市街、大門・松風町は成長発展に取り残されて今は駐車場や空き地が目立つゴーストタウンです。函館の市街地は1934年(昭和9年)の大火で多くが焼けて歴史的な物はほとんど残っていません。元町や十字街のあたりは焼失を免れました。
20年ほど前に訪ねた時は映画全盛期の映画館がそのまま営業しているのには驚きましたが、数年前にはさすがになくなっていました。普通ならば映画館は経済の流れとともにボウリング場やスーパーになり時代に合わせて変化していくんですけれど。函館東映、函館映劇、近代テアトルの跡地はすべて現在空き地か駐車場です。




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