MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

<レヴュー>Lasse Lindh「Jag Tyckte Jag Var Glad」

2007-10-10 00:53:27 | レヴュー

泉麻人と関根勤を足して2で割ったような風貌の(?)、スウェーデン人シンガー・ソングライターの4作目です。全編スウェーデン語で歌っています。実はこのアルバムは5ヵ月ほど前に購入していたのですが、3回くらい聴いたきりでした。1週間くらい前から過去の曲(ソロとTribeca作品)を聴き返してみてハマってしまいました。

Chevyのヴォーカリストとして活動した後、98年にソロ・デビュー。少しシーンから離れた後Labradorと契約、ソロとデュオのTribecaでの活動を並行していましたが、現在はソロ中心のようです。01年の「C'mon Through」が、韓国ドラマ「ソウルメイト」のサントラに収録されていて、これが日本では一番有名なようです。

この人の魅力は声です。少し粘着質なウィスパー・ヴォイスです。初めはこの声がとっつきにくかったのですが、よく聴いてみるとサラっとしていて躍動感があります。そして曲が素晴らしいです。ノリの良い曲からメランコリックな曲まで、その幅がかなり広いのです。それをエレクトロニクスでコーティングしています。

MySpace2曲目の「Varje Litet Steg」は3分8秒頃からのホーンが聴きどころです。Tears For Fearsのあのフレーズが飛び出します。この曲はTVライヴの映像もありました。どうでもいいことですが、この番組は司会者とゲストがいつも何か食べながら音楽を聴いています。今回はフォンデュのようです。

MySpace ↓
http://www.myspace.com/lasselindh 

コメント (3)
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