もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2012年秋G1第4戦・天皇賞秋予想

2012年10月28日 | G1予想&結果
◆今年の中距離路線では、3歳馬が好成績を残している。毎日王冠ではカレンブラックヒル&ジャスタウェイのワンツー。京成杯AHでもレオアクティブが日本レコードでの勝利、とその勢いは驚嘆すべきものだった。
 その評価は、ここ天皇賞でも同様で、NHKマイル1着のカレンブラックヒルが3.0倍の1番人気、ダービー僅差2着のフェノーメノが4.9倍の3番人気に支持されている。

 天皇賞をモノにするには中距離路線での3才馬の見極めがポイントになる。その参考として、今日土曜日に京都外回り1400mで行われたG2スワンステークスは興味深いものがあった。
 3.3倍の1番人気はNHKマイル8着の3才馬レオアクティブ、NHKマイル4着のオリービンは11.5倍の5番人気。毎日王冠2馬身差5着のダノンシャークが4.9倍の2番人気、毎日王冠3馬身半差のグランプリボスが7.5倍の3番人気。
 結果は、
 1着:グランプリボス 牡4
 2着:テイエムオオタカ 牡4
 3着:アドマイヤセプター 牝4
 4着:ダノンシャーク 牡4
 5着:オリービン 牡3
 
 9着: レオアクティブ 牡3
というものだった。レース上がり4Fが45.3、3Fが33.8という2・3着前残りという展開のアヤもあったが、3才馬の中堅どころだと古馬混合の重賞では一流どころと対戦した場合は展開の利に恵まれることが必要だな、というのが見立て。
 とすれば、まさに展開の利によって後方一気で2着にきたジャスタウェイは苦しい。またカレンブラックヒルも1着にはなったが、この馬の走破タイム1.45.0、上がり3F34.3は、超一流どころ例えばウオッカあたりだったら、同じ位置から上がり33秒半ばを叩き出していたような気がする。その想定だとカレンブラックヒルと仮想ウオッカとの着差は計算上4-5馬身となる。
 東京1800mはそれよりも距離の短い1600mよりもスピードよりの適性が求められるといわれる。また、天皇賞秋は、チャンピオンディスタンスでの実績をもつ馬またはこれ以降残す馬がくることも多く、スピードよりもスタミナがより重要な要素となるものと考える。
 距離延長を不安視された1800mで完勝したカレンブラックヒルだが、さらに200mの距離延長は未経験、先行脚質でスピードタイプなのは明白、という中で毎日王冠以上のパフォーマンスを示せるか。無敗のままここで歴戦の強者を一蹴するようであれば、次の世代はこの馬が王座に君臨し続けることになるだろう。
 ここがこの馬の生涯初の敗戦になるのだろう、という確信めいたものはあるのだが、ただ、「負けていない」というのは「どこが限界か不明」ということでもある。馬券的にはメインではないが、少々の押さえはしておこう。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

 ここまで書いたところで、本日は応援団の飲み会。馬券神、実は応援団を支援する秘密結社にかつて参画しており、その縁もあって活動終了後10数年を経過した後もコイツ等と飲み遊びをしているのよ。。。。

 んでもって、アタマがアルコールで侵食されていない時点での予想は尊重しなくちゃな。

ジャスタウェイは無印
カレンブラックヒルは△だな。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 こっから改めて渾身予想の続き。

 トーセンジョーダン・トゥザグローリーの池江寿勢力はいずれも調教師のコメントは「休み明けは走らないので・・・」というもの。トゥザグローリーの距離適性、トーセンジョーダンの獲得すべき勲章を考慮すると、いずれもここがメイチ勝負ではなく次なるジャパンカップまたは有馬記念を本線に考えているのではないだろうか。能力的には遜色ないものの、逆に次を見据えた厩舎ワークゆえここでは軽視するのが正解なんだと考える。

 鞍上に武豊を配したサダムパテックも、武豊のHPで一言もコメントがないことからすると、馬券の対象から外しておいて良さそうだ。

 ジャガーメイルも、スピード面で物足りないところに加え、距離不適な舞台での6ケ月の休み明けは明らかなマイナス。鞍上石橋脩の配置は「こんな状態で四位には騎乗依頼できないから・・」というところだろう。

◆結論

 13ダークシャドウは、レースの格と距離適性からいえば2000mのここがメイチの勝負となるはず。陣営がこのレースから逆算して札幌記念に8分の仕上げで臨みここでピークの仕上げにもってきていることはトレセンTIMEおインタビューを観ていても明らかだ。
 馬の距離適性、陣営の想い、ローテーションの妙、などを考え合わせると、このレースに最大の焦点を合わせているのはこの馬に間違いない。昨年天皇賞でのこの馬への騎乗をめぐり物議を醸し出した鞍上福永の意地もあるだろう。陣営の渾身の仕上げと鞍上福永の意地に賭けてみたい。

 6ルーラーシップは、オルフェーブルがいなければ香港G1と宝塚記念を連勝したはずだった。かたやオルフェは凱旋門賞で一瞬日本中を「あわや日本馬が凱旋門賞制覇」と思わせた稀代の馬。タイミングさえ整っていれば、ここには「香港G1&宝塚記念を連覇した馬」との肩書きで臨んできたかもしれない。
 短い時間でトップギアにいれることがポイントになる中山や阪神の内回りで好成績をあげているので、東京2000mへの適性について一抹の疑念が残るものの、他馬に比べての相対的な評価は落とすべきではないものと考える。

 その他、佐藤哲がつきっきりで最近の不調の原因(楽をするために身体をひねって走ろうとすること)の矯正をした7アーネストリー、先行有利なダービーでハナ差まで迫ったなんちゃってダービー馬の4フェノーメノ、実質の渋った馬場でも能力が落ちない1ナカヤマナイトを3番手の評価に。

 さらに、馬場が極端に渋った場合の1ナカヤマナイト、10フェデラリスト、能力がそこ知れない16カレンブラックヒルまでを馬券の対象とする。

◆馬券<35400>

◇馬連<14500>
 13-6    ×@5000
 13-4,7   ×@2000
 13-1,10,16 ×@1000
 6-4,7,1,10,16×@500

◇3連複<9000>
 13-6-4,7   ×@2000
 13-6-1,10,16  ×@1000
 13-6-4-7 BOX ×@500

◇3連単<11400>
 13,6-4,7 Multi ×@500 <6000>
 13,6-1,10,16 Multi ×@300 <5400>
 


----------------------------------------------------------------------------------------

◆やはりアルコールで侵食されたアタマで考えた予想では画竜点睛を欠く。ということで、明けて天皇賞当日。改めて微修正を加えてみた。改めての評価&馬券は以下のとおり。

◆評価

 ◎ 13 ダークシャドウ
 ○ 6 ルーラーシップ
 ▲ 1 なかy

・・・・・・まで書いたところで、PCが突然お亡くなりになったさ。。。ゴラァ!!

 以下は
 ▲ 1 ナカヤマナイト
 ▲ 7 アーネストリー
 ▲ 12 エイシンフラッシュ
 △ 4 フェノーメノ
 △ 16 カレンブラックヒル
 △ 5 サダムパテック

◆馬券・・・はずれ確定後に書くのは虚しいのおぉぉぉ<42200>

◇馬連<20500>
 13-6=5000
 13-1,7,12=@2000
 13-16,4=@1000
 6-1,7,12=@1500
 6-16,4=@1000
 5-13,6=@500

◇3連複<8500>
 6,13-1,7,12=@2000
 6,13-4,16=@1000
 6-13-5=500

◇3連単<13200>
 6,13-6,13-1,4,5,7,12,16=@1000
 16-6,13-1,4,5,6,7,12,13=@100

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2012天皇賞秋直前見解 (板橋の小名主)
2012-10-28 13:31:27
昨日は朝から外出したので、早朝グリーンチャンネルのトラックマンTVを見ながら新聞に印をつけ、7時過ぎ早々に馬券購入。基本は馬単4頭ボックス12点@200円、3連単2頭軸のフォーメーション16点@100円計4千円として11レースに参戦。夜帰ってきて楽しみに結果を見たのだが・・・・。
紹介メニューで*が付いているのは1個だけ。しかも的中は馬単のみでトリガミ。
スワンSだけはグランプリボス、ダノンシャーク、サンカルロ、レオアクティブ4頭の馬単ボックスに、グランプリボス1着固定の3連単を広めに買ったのに、3着アドマイヤセプター無印で的中できず。テイエムオオタカは馬券対象としていたので、グランプリボスからの馬単を流しとけばよかった。
天皇賞秋に向け資金を積み増すつもりが、またまたサッパリの成績。ってことで今日は前半のレースには見向きもせず、天皇賞の予想に集中する。先ほどトレセンタイムをじっくり見て直前見解は以下のとおり。
◎⑯カレンブラックヒル
○⑬ダークシャドウ
○④フェノーメノ
▲⑥ルーラーシップ
▲⑪ジャスタウェイ
△⑫エイシンフラッシュ
×⑭トランスワープ
×①ナカヤマナイト
×⑮トーセンジョーダン
カレンブラックヒルは昨日の展望どおり◎。2番手はダークシャドウとフェノーメノ。ダークシャドウ、トレセンタイムの福永のコメントでもここ天皇賞を関係者一丸となってねらっているよう。他の実績古馬が休み明け等必ずしも順調でないなか、古馬の中ではこれが一番と判断。フェノーメノも含め◎○○の3頭はどれが1着でもおかしくない。
ルーラーシップはどうも前からいいイメージがないんだよな。雨が降って有利になるかもしれないが・・・・。ジャスタウェイも昨日よりは少し評価を下げるが馬連対象としては押さえておく。あとエイシンフラッシュ。藤原調教師のコメント、もしかして今回一発あるかもという雰囲気があった。鞍上もデムーロでここまでの6頭を馬連対象とする。
トランスワープはクラブコメントがイマイチ、夏使ってきてガス欠の可能性もあり3連単の③着まで。トーセンジョーダンも能力はあるが目標はこの後か。あとは内枠、雨でナカヤマナイトも③着の馬券対象としておく。
現時点1番人気は④⑥⑯⑬の順、昨日よりは少しは期待できるオッズになってきたが、ここはかなり集中した馬券でないと大勝利は見込めないな。
最後パドックを見て馬券配分を決めたい。
返信する
がっくり小名主 (板橋の小名主)
2012-10-28 17:23:35
うーん、エイシンフラッシュここで来たか・・・・・・・。
天皇陛下に挨拶するのは、デムーロやメンディザバルじゃなくやっぱり日本人の福永か秋山か蛯名だろうと思ったんだけどな。
結果的には馬連対象とした6頭が1着から6着独占と小名主の予想もかなり核心にせまっていたんだが、的中は馬連1000円のみ、またまたトリガミとは、ガックリだ。カレンかダークが3着なら3連単とれていたのに、よりによってルーラーが3着とはね。ホントにがっくりきた。
実は、エイシンがちょっと気になって、最後にワイドを買いたそうかと思ったが、それでも相手は⑬⑯と考えていたので、どっちにしてもあかんかったな。
しかし、エイシンフラッシュ最終オッズで5番人気だったとは、みなさん偉いわ。
来週はG1お休み。小名主も小休止して放牧リフレッシュすることにしたい。
返信する

コメントを投稿