もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2023年G1第20戦 チャンピオンズC 予想&結果<水曜日先行版+木曜日確定版>

2023年11月29日 | G1予想&結果
◆2023年チャンピオンズC登録馬(馬番=50音順の仮番号)と想定オッズ
1 アイコンテーラー 牝5 56.0 モレイラ 栗東河内 11.0  4人気
2 アーテルアストレア 牝4 56.0 横山武 栗東橋口 46.3  13人気
3 ウィルソンテソーロ 牡4 58.0 原 美浦小手川 49.3  14人気
4 クラウンプライド 牡4 58.0 川田 栗東新谷 13.8  5人気
5 クリノドラゴン 牡5 58.0 ○○ 栗東大橋 365.3 19人気
6 グロリアムンディ 牡5 58.0 ルメール 栗東大久保 18.4  8人気
7 ケイアイシェルビー 牡5 58.0 藤懸 栗東平田 105.5 18人気
8 ジオグリフ 牡4 58.0 ビュイッ 美浦木村 38.4  12人気
9 ゼットリアン 牡3 57.0 ○○ 栗東吉田 24.5  10人気
10 セラフィックコール 牡3 57.0 Mデムー 栗東寺島 3.5  2人気
11 テーオーケインズ 牡6 58.0 松山 栗東高柳大 11.0  3人気
12 ドゥラエレーデ 牡3 57.0 ムルザバ 栗東池添 62.8  15人気
13 ノットゥルノ 牡4 58.0 松若 栗東音無 71.9  16人気
14 ハギノアレグリアス 牡6 58.0 岩田望 栗東四位 15.4  6人気
15 パンサラッサ 牡6 58.0 ○○ 栗東矢作 90.1  17人気
16 プロミストウォリア 牡6 58.0 ○○ 栗東野中 29.1  11人気
17 メイクアリープ 牡4 58.0 幸 栗東大根田 22.7  9人気
18 メイショウハリオ 牡6 58.0 浜中 栗東岡田 16.4  7人気
19 レモンポップ 牡5 58.0 坂井 美浦田中博 3.4  1人気

◆絶対王者が君臨する芝と違い、ダート路線は古豪、新興勢力が入り混じった戦国真っただ中だ。年間2戦しかない中央のダートG1のうちの1つ。さまざまな前哨戦からはせ参じた実績馬が集結してきて、オッズ的にもかなりオイシイ馬券にありつけそうだ。先週のジャパンカップでは出走頭数こそ18頭だったが、単勝オッズ100倍を超えたのが9頭もいて最近では珍しい単勝オッズ800倍台が4頭もいた。「走る馬/絶対にくるワケない馬」がハッキリしていて、東大の記念受験みたいな様相を呈していた。
 うって変わって、今週のチャレンジCの想定オッズはほとんどの馬が2ケタ台に留まっており、「どの馬にもかつチャンスがありそう」との邪念が渦巻く週末になりそうだ。

◆想定オッズ上位馬の評価
 想定1番人気は19レモンポップ。今年のフェブラリーS完勝と前走南部杯の2秒差圧勝をみれば芝発走の東京競馬場1600mや馬場の軽い盛岡競馬場での好走をそのまま鵜呑みにはできないんではないか?中京1800mはスタート直後と最終ゴール前の2回200mで2m登る急坂をこなさなくてはならず、距離に不安のある馬にとって有利なコースとはいえない。2022年フェブラリーS前に鞍上戸崎は「距離はギリギリ」と語っているなど「1800mドンとこい」とはいかないこの馬の場合、スタート直後最初のゴール板前までは馬ナリで進めて脚を温存する必要がある。とすれば、距離不安の少ない馬が位置をとりにくるので、この馬のポジションは後ろ寄りとなり、そうすると道中詰まったり外を回す距離損があったりしてスタミナロスの危険性も高くなる。「位置をとりに積極的にいけば末が甘くなり、脚を温存して前半戦を進めるとロスが大きくなる」という影響がありそうだ。能力値は高いが距離適性が足を引っ張る影響は大きい。△評価までが妥当なところか。
 想定2番人気は、10セラフィックコール。デビュー以来無傷の5連勝で重賞みやこSを勝ちここに臨む。みやこSではスタート後躓いてかなりのロスがあったものの2着馬を1秒も上回る末脚で0.5秒差をつけて楽々の差し切りは見事だった。その前の3勝CJRAアニバーサリーでも他馬とケタ違いの末脚を披露しての楽勝ではあった。ただ、ここ2戦の様子を見ると、スタートがモッサリしているため、道中はどうしても後方から外を追い上げていく展開とならざるを得ない。レース後半は1000m近くトップスピードを維持しており能力の高さは窺えるが、G1レベルになると前の馬も条件戦のようにパッタリと止まることはないので、その分差し届かないことになりそうだ。また、みやこSはJBCがありトップクラスはそちらに遠征していたので、圧勝に思えるがメンバーが2線級相手だっただけ、ともいえる。現時点のレースぶりのままなら、後半5Fはずっと外々を回す距離損が大きくなり、「いい脚は使ったがG1戦ゆえ前も止まらず」ということになって掲示板までという結末になりそうだ。やはり△評価まで。
 想定3番人気は、11テーオーケインズ。一昨年チャンピオンズSを勝った時には「この馬が今後数年間天下をとるんだな」と思っていたが、その後9戦して勝ったのが昨年の平安SとJBCクラシックの2線だけというのは少々残念ではある。6歳となり年内にこのレースか東京大賞典で有終の美を飾る予定とのことなので、今回はメイチに仕上げてくるだろう。古豪の意地に期待して〇評価を呈上しておこう。
 想定4番人気は、1アイコンテーラー。5歳夏にダート転向後3戦でリミテッド1着-重賞2着-地方交流牝馬限定G11着、とパーフェクト連対というのは立派な成績だ。ただ、いずれも牡馬の一線級がいない手薄なメンバー相手だったので、△評価までが妥当。
 想定5番人気は、4クラウンプライド。昨年のチャンピオンズC2着や前走コリアC圧勝の結果を踏まえれば、開催日になれば1番人気になるような気もするが、想定オッズは素人の評価もかなり含んでいるので、この評価なのだろう。今年4戦はサウジ、ドバイ、地方交流、韓国、と国内で走っていないのも神機が押さえられている原因なんだろうが、まだ成長途上の3歳冬時点で当時の王者テーオーケインズに先着したことは次世代王者の証といえよう。自信満々の◎評価でいいだろう。
 想定6番人気は、14ハギノアレグリアス。近走は交流戦含めた重賞6戦中帝王賞4着以外5戦で連対と堅実に走っている。2着に食い込む可能性もわずかながらあるんではないだろうかの▲評価に。
 想定7番人気は、18メイショウハリオ。帝王賞2連覇というのは立派な偉業ではあるが、こいつ大井の平坦2000mしか走らんやん。今年のフェブラリーSは3着だったが、相手関係が今イチ手薄なところでの結果だしねえ。印があまった時の△評価までだな。

◆その他に馬券対象とする馬
 ▲ 6 グロリアムンディ(8番人気18.4倍):オープン昇格即の重賞アンタレスSで当時のオープン古豪オメガパフュームと僅差の勝負ができたのは評価が高い。コリアCではクラウンプライドに1.7秒ブッちぎられたが、年明けの交流重賞1着-平安S1着-コリアC2着の実績は他馬比較では上位。
 ▲ 16 プロミストウォリア(11番人気29.1倍):11/22追切後、脚元不安で回避。
 △ 8 ジオグリフ(12番人気38.4倍):ドバイと南部杯の結果はダート適性の問題ではなく体調の問題、との陣営コメント。いかなパワハラてっちゃんといえども、サンデーRから預かっている皐月賞馬に無謀な対応をするはずはないので、「皐月賞馬ではあるが芝よりはダートの方が活躍の場が望める」というのが調教師の見立てでそれをノーザン吉田氏も了承したのだろう。実績がでていない以上重い印は打てないが、一応△で馬券の押さえはしておくが吉。

◆評価とりまとめ
 ◎ 4 クラウンプライド
 〇 11 テーオーケインズ
 ▲ 6 グロリアムンディ
 ▲ 14 ハギノアレグリアス
 △ 19 レモンポップ
 △ 10 セラフィックコール
 △ 1 アイコンテーラー
 △ 8 ジオグリフ
 - 18 メイショウハリオ・・・・印が余んなかった。きたら止む無しと割り切り。

◆馬券<23200>
◇3連単<5400>
 ◎〇-◎〇▲▲-◎〇▲▲△△△△(36点)@100×36
 ◎-〇▲▲-〇▲▲△△△△(18点)@100×18
◇3連複<9300>
 ◎〇-◎〇▲▲-◎〇▲▲△△△△(24点)@200×24
 ◎-〇▲▲-〇▲▲△△△△(15点)@300×15
◇馬連<8500>
 ◎〇-◎〇▲▲(5点)@10×5
 ◎-〇▲▲△△△△(7点)@500×7

---------------------- 2023.11.30 21:30 出走表確定情報入手-----------

2023年チャンピオンズC出馬表
1 メイクアリープ 牡4 58.0 幸英明 24.8 9
2 メイショウハリオ 牡6 58.0 浜中俊 21.9 8
3 ジオグリフ 牡4 58.0 W.ビュイック 39.1 10
4 テーオーケインズ 牡6 58.0 松山弘平  11.4 3
5 ドゥラエレーデ 牡3 57.0 B.ムルザバエフ 54.0 12
6 グロリアムンディ 牡5 58.0 C.ルメール 15.5 7
7 ウィルソンテソーロ 牡4 58.0 原優介 59.6 14
8 アーテルアストレア 牝4 56.0 横山武史 46.9 11
9 クラウンプライド 牡4 58.0 川田将雅  14.0 6
10 ノットゥルノ 牡4 58.0 松若風馬    58.6 13
11 ハギノアレグリアス 牡6 58.0 岩田望来 11.4 4
12 セラフィックコール 牡3 57.0 M.デムーロ 3.8 1
13 ケイアイシェルビー 牡5 58.0 藤懸貴志 82.6 15
14 アイコンテーラー 牝5 56.0 J.モレイラ 11.5 5
15 レモンポップ 牡5 58.0 坂井瑠星    3.8 2

◆評価とりまとめ
 ◎ 9 クラウンプライド 幸
 〇 4 テーオーケインズ 松山
 ▲ 6 グロリアムンディ ルメール
 ▲ 11 ハギノアレグリアス 岩田望
 △ 15 レモンポップ 坂井
 △ 12 セラフィックコール デムーロ
 △ 14 アイコンテーラー モレイラ
 △ 3 ジオグリフ ビュイック

 レモンポップにとっては厳しい枠番になった思う。クラウンプライドとテーオーケインズはいいところに入った。あとは不利さえなければ、上位にくるのは間違いないはずだ。

◆馬券<23200>
◇3連単<5400>
 9,4-9,4,6,11-9,4,6,11,15,12,14,3(36点)@100×36
 9-4,6,11-4,6,11,15,12,14,3(18点)@100×18
◇3連複<9300>
 9,4-9,4,6,11-9,4,6,11,15,12,14,3(24点)@200×24
 9-4,6,11-4,6,11,15,12,14,3(15点)@300×15
◇馬連<8500>
 9,4-9,4,6,11(5点)@1000×5
 9-4,6,11,15,12,14,3(7点)@500×7

◆結果
 なんともはや驚きの結末となった2023年のチャンピオンズC。ただ、学習結果として、「年明け以降に交流重賞を含む重賞1着か海外競馬で2着以上がある馬は馬券対象」という条件をフィルターにかければ、3ジオグリフや4テーオーケインズを消し、7ウィルソンテソーロと5ドゥラエレーデは馬券対象にできた可能性はある。ま、この条件にはかなり多くの馬が該当するので、この条件だけでは買い目を絞れないんだが、来年以降のチャンピオンズS予想の際の一応の予想要素としてシッカリ記憶しておこう。今回は清々しい負けだな。

投資=23200
回収=0

1着馬=△
2着馬=ヌケ
3着馬=ヌケ

2023年12月3日(日曜) 4回中京2日11レース 第24回チャンピオンズカップGⅠ 3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 コース:1,800メートル(ダート・左)

1 枠8桃 15 レモンポップ 牡5 58.0 坂井 瑠星 1:50.6
2 枠4青 7 ウィルソンテソーロ 牡4 58.0 原 優介 1:50.8 1 1/4
3 枠3赤 5 ドゥラエレーデ 牡3 57.0 B.ムルザバエフ 1:50.9 クビ
4 枠3赤 4 テーオーケインズ 牡6 58.0 松山 弘平 1:50.9 クビ
5 枠2黒 2 メイショウハリオ 牡6 58.0 浜中 俊 1:51.3 2 1/2

単勝 :15 380円 1番人気
馬連 :7-15 29,040円 50番人気
馬単 :15-7 32,020円 72番人気
3連複:5-7-15  469,320円 316番人気
3連単:15-7-5  1,902,720円 1575番人気

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