2017年Ｇ１第１９戦・マイルＣＳ予想＆結果

◆あと一歩の詰めが甘く、大きくマイナスになっている２０１７年Ｇ１戦線。年内残すところはあと5戦。ここまでの負債を解消すべく、まずは今週のマイルＣＳを制覇といきたい。

◆Ｇ１馬が４頭と例年になく痩せ細ったメンバーになったマイルＣＳ。モーリスが去った後、主役不在の時代が続き、ここも混戦模様ではあるが、やはり人気上位３頭は堅いだろう。
　上位人気の３頭は、１番人気＝12イスラボニータ、２番人気＝7レッドファルクス、３番人気＝11エアスピネル、だが、単勝オッスは5倍前後と馬券的には混戦模様を呈している。ただ、弱い３歳牡馬の18ペルシアンナイトや4サングレーザーが10倍前後の４番人気や６番人気になっているのは、ちと解せないが。まあ、そういう馬券を買う輩のおかげでこちらの実入りが増える、と思えば、喜ぶべき現象なのかもしれないな。

◆前売りオッズ上位３頭は、いずれも甲乙つけがたいところ。無理やりアタマを選んだとしても、スタートのタイミングや道中の展開で順位は入れ替わる可能性は高い。ならば、３頭に順位はつけずに同等の評価にしておいた方がまともな判断だといえよう。
　◎　7　レッドファルクス
　◎　11　エアスピネル
　◎　12　イスラボニータ
　エアスピネルとイスラボニータは、前走富士Ｓで２馬身差だったが、イスラボニータが58kgを背負っていたことやエアスピネルが重馬場適性が高いことを考慮すれば、今回のレースではむしろイスラボニータの方が上位にくる可能性が高そうだが、鞍上のムーアの大一番での強さを加味して、両者同等の評価でいいだろう。

◆その他の馬の中では、G1未経験ながらも５歳でまだ14戦しかレースを経験していない10クルーガーを、伸びしろに期待して２番手評価に。5サトノアラジンは前走天皇賞のドロンコ馬場で18着に終わった反動が懸念されるので、△まで。
　その他の△は、「黙って買う前走１着馬」である4サングレーザー、近４走パーフェクト連対の16ウインガニオン、なめると怖い8マルターズアポジーの３頭をピックアップ。しかし、ローカルＧ３の七夕賞でブービーだったこの馬が７番人気になるなんて、層の薄さは明白だな。

◆評価まとめ
　◎　7　レッドファルクス
　◎　11　エアスピネル
　◎　12　イスラボニータ
　▲　10　クルーガー
　△　4　サングレーザー
　△　5　サトノアラジン
　△　8　マルターズアポジー
　△　16　ウインガニオン

◆馬券＜33300＞

■３連単＜17200＞
　7,11,12-7,11,12,10-7,11,12,10,4,5,8,16　＠200×54通＜10800＞
　7-10-11-12　ＢＯＸ　＠200×24通＜4800＞
　おまけで、100％間違いないと誰もが信じたブエナビスタがコケた「行った行った」の押さえとして
　8,16-8,16-7,10,11,12　＠100×8通＜800＞
　8,16-7,10,11,12-8,16　＠100×8通＜800＞
■３連複＜13200＞
　7,11,12-7,11,12,10-7,11,12,10,4,5,8,16　＠400×28通＜11200＞
　7-10-11-12　ＢＯＸ　＠500×4通＜2000＞
■馬連＜2900＞
　7-11＝900、7-12＝1000、11-12＝1000


◆結果

　投資＝33300
　回収＝0

2017年11月19日（日） 5回京都6日11R 第34回 マイルチャンピオンシップ(ＧＩ)サラ系3歳以上 1600m 芝・右　外 （国際）（指定） オープン 定量

1 8 18 ペルシアンナイト 牡3 56.0 Ｍ．デムーロ 1:33.8 　 33.9 488 +12 池江泰寿 4
2 6 11 エアスピネル 牡4 57.0 Ｒ．ムーア 1:33.8 ハナ 34.6 480 +4 笹田和秀 2
3 2 4 サングレーザー 牡3 56.0 福永祐一 1:33.9 １／２ 34.4 482 +6 浅見秀一 7
4 5 9 レーヌミノル 牝3 54.0 和田竜二 1:34.0 ３／４ 35.0 472 -6 本田優 10
5 6 12 イスラボニータ 牡6 57.0 Ｃ．ルメール 1:34.1 クビ 34.5 486 +2 栗田博憲 1

馬連 11-18 2,480円 8番人気
馬単 18-11 5,520円 22番人気
３連複 4-11-18 9,300円 24番人気
３連単 18-11-4 55,890円 165番人気