◆収支年間プラスを確定的にした2016年。最終の美を飾るに相応しい大一番の有馬記念は、近年で最も有力馬が無事に参戦できたハイレベルな争いが期待できる。
◆有馬記念は「余力を残した馬が勝つ」といわれ、数年前までは秋に1戦叩いて、天皇賞-JC-有馬記念、とこれが秋4戦目となる馬が多くおり、数多くの有力馬がもてる能力を発揮できない間隙をぬって穴馬が台頭する、というケースが多くあった。しかし、今年の各出走馬とも、「ここが秋3戦目」という馬も多く、JCをパスしてこのレースに臨む馬も多い。
◆近年の最強世代と称された3歳世代だが、ディーマジェスティのJC凡走により「世代レベルに???」と疑問符がつく状況となっている。しかし、クラシック3戦のレースレベルは3戦とも近10年で最も高い数値となっているとのこと。菊花賞も現4歳世代に比べると+2ポイントも高いらしい。その中でダービー・菊花賞で1.5冠のサトノダイヤモンドは世代の中で早くからTOPの座をゆるぎないものとし秋以降さらに成長力を示している。ただ一つの心配点は「現3歳世代は本当は弱小世代」の場合だ。したがって、馬券はサトノダイヤモンドが吹っ飛んだ場合も考慮した2枚腰の設定としておくことにする。
◆古馬は、JCから連戦でこのレースに臨む馬が多い。JC出走の古馬の序列は、キタサンブラックが2400m超では最強馬であり、次にゴールドアクターとシュヴァルグラン、ちょっと落ちてサウンズオブアース、という並びで良いのではなかろうか。
さて、キタサンブラックだが、JC予想の中でも述べたが、この馬は馬場の良否を問わず、最初の1000mで60秒を切るペースになった場合は、勝ちきれないのがこれまでの戦績から明らかだ。今日の7Rの1000万条件のグッドラックHCは60秒5というペースだった。過去には有馬記念がグッドラックHCよりも遅いタイムで決着することも数多いが、今年はそんなことはないであろうと信じる。逃げなければ味のでないマルターズアポジーに加え横山典鞍上のサムソンズプライドもレースをピシッと締めるために厳しいペースを作ってくれるだろう。さらに先行策のゴールドアクターやサウンズオブアースもキタサンブラックを内側に閉じ込める展開に持ち込むはず。あとは、同馬主同厩舎+ビジネスライクの外国人騎手のサトノノブレスも逃げ2騎がいけなかった場合はペースメーカーの役割を果たすかもしれない
・・・・とここまで打ったら、もう有馬記念の馬場入場の時間となった。取り急ぎ馬券のみ
◆馬券<60600>
◆馬単<10000>
11-1=6000、1-1=4000
◆馬連<14000>
11-8,10,16,15 @2500
1-8,10,16,15 @1000
◆3連複<10000>
1-8,10,11,15,16 @1000
◆3連単<26600>
11-1,8,10,16-1,2,6,8,10,14,15,16 @500
1-8,10,11,16-2,6,8,10,11,14,15,16 @200
11-1-8,10,16 @1000
11-1-2,6,14,15 @500
11- 8,10,16,15-1 @500
◆結果
2016年12月25日(日) 5回中山9日 10R 第61回 有馬記念(GI)サラ系3歳以上 2500m 芝(国際)(指定) オープン 定量
1 6 11 サトノダイヤモンド 牡3 55.0 C.ルメール 2:32.6 502 +4 池江泰寿 1
2 1 1 キタサンブラック 牡4 57.0 武豊 クビ 536 0 清水久詞 2
3 1 2 ゴールドアクター 牡5 57.0 吉田隼人 1/2 498 -6 中川公成 3
4 2 4 ヤマカツエース 牡4 57.0 池添謙一 1 1/4 508 +4 池添兼雄 8
5 4 8 ミッキークイーン 牝4 55.0 浜中俊 クビ 434 -8 池江泰寿 7
馬連 1-11 440円 1番人気
馬単 11-1 770円 1番人気 @6000
3連複 1-2-11 1,050円 2番人気
3連単 11-1-2 3,940円 3番人気 @1000
投資=60600
回収=85600
収支=+25000
◆おまけコメント
マルターズアポジーが予想通り逃げたにも関わらず、前半5Fのラップは61.0秒。これをTV中継で見た瞬間「あ、キタサンにやられた」と思った。直線、サトノダイヤモンドがゴールドアクターをなかなか交わせずにモタモタしている姿を見て、「は・ず・れ・た」と覚悟した。しかし、最後の50mで猛然とサトノダイヤモンドが追い込み、スロー再生では確実にキタサンブラックを差し切った映像が映り、投資額が回収できたかは未確認ながら「いい競馬が見れた」との満足感がヒタヒタと。
結果からいえば、サトノダイヤモンドが勝てたのは、ゴール前で最内のキタサンブラックとの間にゴールドアクターがいたことにより、キタサンブラックが「あ、勝った」と思ったであろうこと。そして、キタサンブラックが「勝った」と確信した最後の20mあたりでピュッと差したことによる成果だろう。キタサンブラックは、併せると最後のもう一伸びをするタイプなので、すぐ横に併せたなら今回はキタサンブラックにしてやられただろうと思う。
キタサンブラックとの間に1頭いたこと。最後の100mで馬がもう一度反応したこと。の2点が、サトノダイヤモンドの勝因だろうと思う。キタサンブラックとサトノダイヤモンド、この2頭を軸として2017年度の古馬中長距離路線は回っていくことは間違いない。
◆有馬記念は「余力を残した馬が勝つ」といわれ、数年前までは秋に1戦叩いて、天皇賞-JC-有馬記念、とこれが秋4戦目となる馬が多くおり、数多くの有力馬がもてる能力を発揮できない間隙をぬって穴馬が台頭する、というケースが多くあった。しかし、今年の各出走馬とも、「ここが秋3戦目」という馬も多く、JCをパスしてこのレースに臨む馬も多い。
◆近年の最強世代と称された3歳世代だが、ディーマジェスティのJC凡走により「世代レベルに???」と疑問符がつく状況となっている。しかし、クラシック3戦のレースレベルは3戦とも近10年で最も高い数値となっているとのこと。菊花賞も現4歳世代に比べると+2ポイントも高いらしい。その中でダービー・菊花賞で1.5冠のサトノダイヤモンドは世代の中で早くからTOPの座をゆるぎないものとし秋以降さらに成長力を示している。ただ一つの心配点は「現3歳世代は本当は弱小世代」の場合だ。したがって、馬券はサトノダイヤモンドが吹っ飛んだ場合も考慮した2枚腰の設定としておくことにする。
◆古馬は、JCから連戦でこのレースに臨む馬が多い。JC出走の古馬の序列は、キタサンブラックが2400m超では最強馬であり、次にゴールドアクターとシュヴァルグラン、ちょっと落ちてサウンズオブアース、という並びで良いのではなかろうか。
さて、キタサンブラックだが、JC予想の中でも述べたが、この馬は馬場の良否を問わず、最初の1000mで60秒を切るペースになった場合は、勝ちきれないのがこれまでの戦績から明らかだ。今日の7Rの1000万条件のグッドラックHCは60秒5というペースだった。過去には有馬記念がグッドラックHCよりも遅いタイムで決着することも数多いが、今年はそんなことはないであろうと信じる。逃げなければ味のでないマルターズアポジーに加え横山典鞍上のサムソンズプライドもレースをピシッと締めるために厳しいペースを作ってくれるだろう。さらに先行策のゴールドアクターやサウンズオブアースもキタサンブラックを内側に閉じ込める展開に持ち込むはず。あとは、同馬主同厩舎+ビジネスライクの外国人騎手のサトノノブレスも逃げ2騎がいけなかった場合はペースメーカーの役割を果たすかもしれない
・・・・とここまで打ったら、もう有馬記念の馬場入場の時間となった。取り急ぎ馬券のみ
◆馬券<60600>
◆馬単<10000>
11-1=6000、1-1=4000
◆馬連<14000>
11-8,10,16,15 @2500
1-8,10,16,15 @1000
◆3連複<10000>
1-8,10,11,15,16 @1000
◆3連単<26600>
11-1,8,10,16-1,2,6,8,10,14,15,16 @500
1-8,10,11,16-2,6,8,10,11,14,15,16 @200
11-1-8,10,16 @1000
11-1-2,6,14,15 @500
11- 8,10,16,15-1 @500
◆結果
2016年12月25日(日) 5回中山9日 10R 第61回 有馬記念(GI)サラ系3歳以上 2500m 芝(国際)(指定) オープン 定量
1 6 11 サトノダイヤモンド 牡3 55.0 C.ルメール 2:32.6 502 +4 池江泰寿 1
2 1 1 キタサンブラック 牡4 57.0 武豊 クビ 536 0 清水久詞 2
3 1 2 ゴールドアクター 牡5 57.0 吉田隼人 1/2 498 -6 中川公成 3
4 2 4 ヤマカツエース 牡4 57.0 池添謙一 1 1/4 508 +4 池添兼雄 8
5 4 8 ミッキークイーン 牝4 55.0 浜中俊 クビ 434 -8 池江泰寿 7
馬連 1-11 440円 1番人気
馬単 11-1 770円 1番人気 @6000
3連複 1-2-11 1,050円 2番人気
3連単 11-1-2 3,940円 3番人気 @1000
投資=60600
回収=85600
収支=+25000
◆おまけコメント
マルターズアポジーが予想通り逃げたにも関わらず、前半5Fのラップは61.0秒。これをTV中継で見た瞬間「あ、キタサンにやられた」と思った。直線、サトノダイヤモンドがゴールドアクターをなかなか交わせずにモタモタしている姿を見て、「は・ず・れ・た」と覚悟した。しかし、最後の50mで猛然とサトノダイヤモンドが追い込み、スロー再生では確実にキタサンブラックを差し切った映像が映り、投資額が回収できたかは未確認ながら「いい競馬が見れた」との満足感がヒタヒタと。
結果からいえば、サトノダイヤモンドが勝てたのは、ゴール前で最内のキタサンブラックとの間にゴールドアクターがいたことにより、キタサンブラックが「あ、勝った」と思ったであろうこと。そして、キタサンブラックが「勝った」と確信した最後の20mあたりでピュッと差したことによる成果だろう。キタサンブラックは、併せると最後のもう一伸びをするタイプなので、すぐ横に併せたなら今回はキタサンブラックにしてやられただろうと思う。
キタサンブラックとの間に1頭いたこと。最後の100mで馬がもう一度反応したこと。の2点が、サトノダイヤモンドの勝因だろうと思う。キタサンブラックとサトノダイヤモンド、この2頭を軸として2017年度の古馬中長距離路線は回っていくことは間違いない。
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