もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

出張からの帰札に関する苦労話2016.12.23-24

2016年12月25日 | 旅日記
◆週中に仙台出張し、この週末には自宅に戻りゆっくりと有馬の予想にいそしもう、というのが目論見だったが、札幌は週末から記録的な積雪に見舞われて、東京から戻ってくるだけでも一苦労。初めに予約していた23日(祝)の午後一番の羽田→札幌便は羽田空港に行って出発を待つもあえなく「欠航」に。よって、芝浦に戻り急きょ予約した翌24日(土)夕方の便も飛ぶかどうかは五分五分。なにしろこの週末の千歳空港は23日午後は発着便全滅。24日は午後の便が半分ほどしか羽田から札幌にたどり着けず、一部の便は千歳に降りられずに帯広空港に着陸、というヒドイ状態だった。

◆「こりゃあ、今週末は札幌自宅に戻れないかも」と覚悟していたが、奇跡的に24日19:00発のANA便は45文遅れながらも千歳に向け出発。道中は揺れもほとんどなく順調だったが、青森上空にて「千歳空港駐機場空き待ちのため」とのアナウンスで上空にて旋回しだした。「おいおい、危ないぞ。このまま、羽田に戻るパターンかよ」と心配になったが、旋回したのは1回だけで、機体が降下を始める気配があったので「ああ、降りられるんだ。これで、一応千歳までには到達できたな」と一安心。滑走路で停止した後も駐機場に収まるまでに20分ほど待機し、結局「19:00発-20:05着」の予定は「19:45発-21:40着」と大幅に遅れたものの、航路区間は無事クリアできた。

◆ところが・・・ところが。千歳空港に到着すると、空港は人だらけ。「そうか、そうか。羽田に飛ぶのを待ってる人達だな。可哀想に、頑張れよ」と言葉に出さず心の中だけで呟く。んでもって「できればバスで。バスがダメならJRで札幌駅まで行ってTAXIだな」とか思っていたが、JRまで下りるエスカレーターには驚きの行列ができてるでないの。
 馬券神、もまれ弱い体質でとても満員電車で立ったまま1時間、なんてことには対応できない。
 「それではバスは・・・」と、円山行のバスカウンターに行くと「本日全線運行停止」との表示が。。。。。

 電車ダメ、バスだめ。。。。半ばあきらめて鬼嫁にTEL。「ダメだ。電車ダメで、バスもダメ。千歳に泊まるかも」と言いつつTAXI乗り場を見てみると、何とそこにも50人ほどの待ち行列が。。。。どうする、、、、オレ。千歳空港で泊まりか?ナイスなクリスマスイブだぞな。。。

 ところが、絶望的な気持ちでJALゲート方向に向かうと、どうやら札幌都心行きのバスが乗り場に到着したばかりの様子。乗り場に並んでいる行列の人員数は概算で20人ほど。「仕方ない。これで乗ってすすきので降りてTAXIだな」とGoodTimingを活かしてバスの中へ。中に入ると、両側の窓側の席は全部埋まっている。15列ほどあるうちの前から5列目あたりに若い娘がいるので、そこの通路側に。この席を選択した理由は=若いネーチャンが目当てではなく、バスの席は横幅が狭いため、男が並ぶとかなり窮屈になる。したがって「女+男」という組み合わせにするのがバスで狭苦しい思いをしなくて済むコツなのだよ。
 とりあえず、収まるところに収まった・・・・
 バスの中は、折り畳みの座席もすべて埋まり満員に。空港バスは高速を通るため、通常の市内のバスと違い立つ乗客がいないため、窒息する危険性が少ない。が、両側至近距離に他人がいるのはどうにも居心地が悪いが仕方ない。両脇とも若いオネーチャンなのが、不幸中の幸い。何度も言うが、オネーチャンと接近したいんじゃなくて、体の幅がオネーチャンだと細いので空間が広い、って理由だからな。

◆通路が折り畳み席で埋まっているんので「途中の停車場で後ろの席から降りる人がいたらどうするんだろう?」と心配していたら、案の定市内に入って最初の停留場で「一番後ろだけど降りまーーす」との声が。折り畳み席に座っていた全員が席をパタパタしまって起立。後ろから結構な人数がゾロゾロ前に。全員が降りるか、と思いきや数名が前方の折り畳み席に座る。「あれれ?なに?」と思っていたら、次の停留場でいったん前方折り畳み席の乗客が降りていった。「なるほど、なるほど。毎回後ろから全員立たせるのは非効率だもんな」と、北国の民たちのノウハウにしばし感心。

◆道中の道の様子を眺めてみると、幹線道路の国道36号線が片側1車線でツルツルになっており、かなりの混雑ぶりだ。そこでオイラは考えた。

 このまま市内までバスに乗っていって、すすきのでTAXIつかまえようとしても、おそらく、すすきのから先は路線バスがほとんど動いていないので、連休最中の夜中はすすきの帰りの客がTAXI争奪戦を繰り広げているはず。この寒空の下で長旅で疲れ切った体で徒歩ですすきのから自宅に戻るのは至難の技だぜ。

 ということで、市内に入る寸前の「プレミアホテル」のバス停にて降車して、運よく市内に戻ろうとしている空車TAXIをゲット。行先を告げ「市内を避けて川沿いを下がってくれ」と指示。道中の状況を見ると、片側2車線ある豊平川沿いの道は両側に高い雪壁ができており、完全な1車線に。しかも路面が磨かれており、上り坂で止まったが最後、スタックが待ち受けている、という過酷な路面状態。
 「市内が大雪で有馬記念の馬券を明日買いに行くのは厳しいかもしれない」と考え、帰札日の昼に汐留WINSにて前売りで有馬記念を購入しておいたのが功を奏したな。

◆明けて本日25日、札幌は快晴。なれど、除雪がおいついておらず、自宅周辺は雪の山が至る所に積まれ、車の往来は極めて危険な状態。今日は、燻製作りながらゆっくりPATにて競馬参戦としよう。

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