2012年福袋（その９）

◆有馬記念に引き続き、福袋でも第１弾は失敗した２０１２年だが、捲土重来を期して明日１／１の戦いに向け万全の備えに余念のない馬券神一家。今年は鬼娘が受験だそうで、コイツがまた１／５には出願手続きしなきゃいかんのに、今日申込書をチェックしてみたら封筒から資料すら取り出していない有様。やれやれ。

◆そんな輩は放っておいて、と。。。。

　いよいよ、明日からは厳しい福袋の戦の開始だ。しかし、今年は１／１は各所ともあまり食指をそそるモノがない。鬼息子No1が例年行っているRight-onで今年も買うというので、札駅にはいくことはいくが、正直そこにはそれほど燃えるものがないんだよね。

　明けて１／２は勝負の日。今年も丸井今井で￥31500ながら、魔王と伊佐美の入った1800ml焼酎１２本セットが出る。これは万難を排してゲットせにゃ、だろ。組み合わせは＜価格は「薩摩の酒屋、梅屋調べ＞

◇魔王：9980円（有楽町BIC調べ）
　
◇伊佐美：6000円
　２０年以上前からの元祖”幻の焼酎”とも言うべき焼酎です。その上質でなめらかな口当たりは今も変わることはありません。

◇七窪（ななくぼ）：3200円
　東酒造の名杜氏、前村貞夫氏。最良の原料、最良の水を得て初めて産み出された渾身の一本です。まろやかでコクがありながら、サラリとした喉ごしをおためしください。

◇大金の露（おおかねのつゆ）：1995円
　手を抜かず、気を抜かず。ゆったりとした時間の流れる大崎の地でじっくりと甕壷で仕込まれました。濃厚でなめらかな味わいをおためし下さい。

◇樵（きこり）：2469円
　丹精込めて造られた焼酎も、最後の工程である「割り水」によって性質が大きく変わることもあります。40数度の原酒を割るのにまさに最高の「水」が、天然水「樵のわけまえ1117」でした。地下1117ｍから汲み上げられ、3年連続「モンドセレクション最高金賞」受賞を誇る、特別な水なのです。この芋焼酎「樵」自身も2008年の同賞で「スピリッツ」部門「金賞」を受賞しました。杜氏の技と天然水の最高のコラボレーションを堪能下さい。

◇絆（きずな）：1995円
　南薩摩のシラス台地で育み 収穫された黄金千貫芋を用い、代々技術を受け継ぐ黒瀬杜氏が、匠の技で造り上げました。芋焼酎の独特のふくよな香りは、呑む人の心まで豊かにしてくれる不思議な魅力があります。芋焼酎を酌み交わすことで人と人の「絆」が深まることを願って名づけられました。

◇前田利右衛門：2330円
　前田利右衛門とは３００年ほど前、当時の琉球より薩摩にさつま芋を伝えた人物です。その名を冠するこの銘柄は名杜氏" 吉行正巳"氏が芋にこだわり、水にこだわり。麹も仕込みの難しい黄麹を用い醸造されました。香りは華やか、お湯割りやストレートにもお勧めします。さつま芋は完全堆肥の黄金千貫。

◇黒伊佐錦【原酒37度】：3400円
　安定した人気を誇る、黒麹仕込みの魁の銘柄です。その原酒を充分に熟成貯蔵し、全く割り水せず瓶詰めされました。原酒ならではの濃厚で芳醇な香り、度数を感じさせない滑らかな口当たりをおためし下さい。

◇たんこどん：2256円
　樽、桶職人のことを鹿児島弁で「たんこどん」とよびます。現在日本でただ一人の木樽蒸留器を造る職人「津留辰矢」さんの手造り蒸留器で、丁寧に蒸留された本格焼酎です。木樽蒸留にこだわる この蔵の思いが、このまろやかな味わいに体現されています。


◇天魔の雫（てんまのしずく）：2400円
　黒麹仕込みの 三種の原酒をブレンドすることにより 醸し出された禁断のハーモニー。「天魔の雫」というちょっと変わった銘も その味わいに対する自信の現れです。

◇土壌（どじょう）：3320円
　原口酒造は吹上浜にほど近い　日置市吹上町の入来にあります。サツマイモ畑が広がる集落のなかにあるこじんまりした焼酎蔵です。いろいろな焼酎に意欲的に取組んでおられ、蔵に隣接する自社畑で有機栽培したサツマイモを原料とする焼酎づくりもはじめられました。「土壌（どじょう）」は、この自社の有機畑で栽培したサツマイモ１００％を原料に鹿児島県産の有機米を使用して仕込んだ芋焼酎です。上品で深みのある甘味とコクのある焼酎に仕上がっています。喉こしもやわらかく、知らない間に酒量がすすむ感じです。

◇さつま雷神：2200円位？
　薩摩藩ゆかりの隠れ金山、大谷金山の湧水と黒麹で醸した「さつま雷神」。指宿酒造の製品。ネットで検索してもほとんどヒットしない。わずかに伊勢丹の贈答品で前田利右衛門セトで販売されているのみ。10年も保存したら「幻の焼酎」としてプレミアムつくかも・・・。

以上、書いてはみたが、1/2の争いが激化したら後悔するので、公開するのは1/3日以降に。