◆安田記念にまつわるジンクスや法則を列挙。
◇サンデーサイレンス産駒は安田記念を勝てないウソ
これは、ジンクスというよりも事実。産駒がG1レースを席捲
したサンデーサイレンスだが、NHKマイルC・ジャパンカップ
ダートとともに、この安田記念では産駒が勝ったことがない。
わずかにジェニュイン、アドマイヤマックスの2着があるのみ。
ただ、「じゃあサンデー産駒は血統的に安田記念で好走できない
のか」というと、そういうことではないだろうと思う。なぜなら、
確かにサンデー直仔はNHKマイルを勝っていないが、2006年
優勝馬はアグネスタキオン産駒だし、2着・3着のファイングレイ
ンとキンシャサノキセキはいずれも父フジキセキ。また2007年
ヴィクトリアマイルは、1着から8着までサンデー直仔かその産駒
を父とする馬だった。99年にエアジハードの2着だったグラスワ
ンダーも遡ればサンデーサイレンスと同様にHail to Reasonに
たどり着く。まあ、halo経由のサンデーとRoberto経由では特性が
異なる、と血統論者は言うのだろうが、ともかく「安田記念は
サンデー産駒は勝てない」というのは単なる巡り合せでしかない。
全盛期のデュランダルが出走していれば、その時点でこのジンクス
は終わりを告げていただろう。
◇1番人気の6才馬は馬券圏内にこない。
5才馬は良馬場では用無し。いいかも!
これは馬券神オリジナルのジンクス。
過去10年で6才馬で連対したのは9頭、3着以内は12頭と
かなりの確率で馬券になっているが、1番人気になった3頭はいず
れも着外となっている。
また、近7年に限れば、梢重となった2004年以外は5才馬は一頭
も3着以内にきていない。その2004年も2・3着にきたのはテレグ
ノシスとバランスオブゲームで雨馬場を苦にしないアドバンテージ
があった馬である。馬は4才秋が完成期であり5才春は円熟する、
といわれるにも関わらず、安田記念における5才馬の弱さは何らか
の特別な要因によるものだろうと考えることは決して無理筋では
ないだろう。
そこで、いろいろ要因を考えていた時に天啓がおりてきた。
「安田記念は春の有馬記念なのだ」
有馬記念は秋シーズンの最後を締めくくるレースであるが、秋の
G1で好走を重ねてきた馬が不可解な敗戦をすることも多い。識者
の見解では「有馬はどこまで余力を残せたかがポイントである」と
いう見方が有力であり、馬券神もこの見解には賛成。涙の復活前年
のトウカイテイオー、引退最終戦で揃って連対を外したテイエムオ
ペラオーとメイショウドトウなど、有馬ではそれまで絶対のパフォー
マンスを誇ってきた馬が見所なく敗れる姿を何度も目にしてきた。
マイル路線は年明けは金杯から始まり、6月まで短距離や中距離
も含めればコンスタントに出走できるレースが多い。マイルCSは
例年11月に開催され、年末の阪神カップまで創設されると、マイル
路線の馬達は秋からこの春まで休みなく使い続けられる場合もある。
そもそも人気になる馬というのは、近走で良い成績をあげ順調に
使われている馬が支持される傾向があるわけだが、春シーズン最後
となるこのレースにおいては余力がなくなってガス欠となっている
場合が多いのではないだろうか。これが1番人気馬の凡走の要因だ
とすれば、あながちジンクスも偶然ではなく必然だとも考えられる。
6才馬で連対しているのは、5番人気から8番人気であることが
多い。これは、「ここまでのレースでの消耗度が低い=力を出し切
っていないため余力が残っている」という図式なのかもしれない。
「本来、力がありながらここまで何らかの要素で好成績を残せて
ないが叩かれつつ調子を上げてきた余力は残っている馬」と「全力
を出し切って好成績をあげてきているがもはや余力のない馬」とが
安田記念での人気と着順のカオスを創り上げてきた。という見方は
なかなか含蓄のある推論かもしれない。
①年明けにすでに4戦を消化している馬、②昨年9月以降7戦以上
を消化している馬はけっこう多い。それらをピックアップしてみると
①②両方に該当=グッドババ、ジョイフルウィナー、ジョリーダンス、
スズカフェニックス、スーパーホーネット、
マイネルスケルツィの6頭
①のみに該当 =エイブルワン、エイシンドーバーの2頭
②のみに該当 =ザデューク、ディアデラノビアの2頭
◇ 上記のジンクスで10頭を消すと残りは8頭。その中でアンチャン
騎手の鮫島サクラメガワンダーと川田アドマイヤキッスを消すと残り
は6頭。
さらに内田博はNHKマイルでは怒涛の追い込みを決めたが、名手
ながらも東京マイルの成績は今一歩で、自分でも「東京マイルは難し
い」と認めている。牝馬のサプライズも理由あってのこと。キストゥ
ヘブンも消し。
すると残ったのは5頭。
2 ダイワメジャー (6才・1番人気・サンデー)
5 コンゴウリキシオー(5才)
7 オレハマッテルゼ (7才・サンデー)
13 エアシェイディ (6才・サンデー)
15 シンボリエスケープ(6才)
とはいいつつ、東京開催ながら先行馬が波乱を起こしている現実
と4才馬好走の過去実績を踏まえ、11 マイネルスケルッツィを押
さえる。ついでに弱気の虫で、8 スズカフェニックスもちょっと。
◆評価
本来なら、ダイワメジャー本命になるのだろうが、
① 内枠に入ったがゆえ道中外から被せられ直線スムーズな抜け出しがで
きない可能性があること
② 1番人気6才馬=凡走、のジンクス
③ 上がりの瞬発力比べになった時の切れ味のなさ
を考えると、大崩れはないが1着間違いなしともいえない。
逃げるマイネルスケルツィのすぐ外で、スタート直後に無理せずに
いいポジションを取りにいける 13 エアシェイディを本命にとる。
◎ 13 エアシェイディ
○ 2 ダイワメジャー
▲ 5 コンゴウリキシオー
△ 7 オレハマッテルゼ
△ 16 シンボリエスケープ
△ 11 マイネルスケルツィ
△ 8 スズカフェニックス
資金配分については、明日。今度こそ3連単を当てる
◇サンデーサイレンス産駒は安田記念を勝てないウソ
これは、ジンクスというよりも事実。産駒がG1レースを席捲
したサンデーサイレンスだが、NHKマイルC・ジャパンカップ
ダートとともに、この安田記念では産駒が勝ったことがない。
わずかにジェニュイン、アドマイヤマックスの2着があるのみ。
ただ、「じゃあサンデー産駒は血統的に安田記念で好走できない
のか」というと、そういうことではないだろうと思う。なぜなら、
確かにサンデー直仔はNHKマイルを勝っていないが、2006年
優勝馬はアグネスタキオン産駒だし、2着・3着のファイングレイ
ンとキンシャサノキセキはいずれも父フジキセキ。また2007年
ヴィクトリアマイルは、1着から8着までサンデー直仔かその産駒
を父とする馬だった。99年にエアジハードの2着だったグラスワ
ンダーも遡ればサンデーサイレンスと同様にHail to Reasonに
たどり着く。まあ、halo経由のサンデーとRoberto経由では特性が
異なる、と血統論者は言うのだろうが、ともかく「安田記念は
サンデー産駒は勝てない」というのは単なる巡り合せでしかない。
全盛期のデュランダルが出走していれば、その時点でこのジンクス
は終わりを告げていただろう。
◇1番人気の6才馬は馬券圏内にこない。
5才馬は良馬場では用無し。いいかも!
これは馬券神オリジナルのジンクス。
過去10年で6才馬で連対したのは9頭、3着以内は12頭と
かなりの確率で馬券になっているが、1番人気になった3頭はいず
れも着外となっている。
また、近7年に限れば、梢重となった2004年以外は5才馬は一頭
も3着以内にきていない。その2004年も2・3着にきたのはテレグ
ノシスとバランスオブゲームで雨馬場を苦にしないアドバンテージ
があった馬である。馬は4才秋が完成期であり5才春は円熟する、
といわれるにも関わらず、安田記念における5才馬の弱さは何らか
の特別な要因によるものだろうと考えることは決して無理筋では
ないだろう。
そこで、いろいろ要因を考えていた時に天啓がおりてきた。
「安田記念は春の有馬記念なのだ」
有馬記念は秋シーズンの最後を締めくくるレースであるが、秋の
G1で好走を重ねてきた馬が不可解な敗戦をすることも多い。識者
の見解では「有馬はどこまで余力を残せたかがポイントである」と
いう見方が有力であり、馬券神もこの見解には賛成。涙の復活前年
のトウカイテイオー、引退最終戦で揃って連対を外したテイエムオ
ペラオーとメイショウドトウなど、有馬ではそれまで絶対のパフォー
マンスを誇ってきた馬が見所なく敗れる姿を何度も目にしてきた。
マイル路線は年明けは金杯から始まり、6月まで短距離や中距離
も含めればコンスタントに出走できるレースが多い。マイルCSは
例年11月に開催され、年末の阪神カップまで創設されると、マイル
路線の馬達は秋からこの春まで休みなく使い続けられる場合もある。
そもそも人気になる馬というのは、近走で良い成績をあげ順調に
使われている馬が支持される傾向があるわけだが、春シーズン最後
となるこのレースにおいては余力がなくなってガス欠となっている
場合が多いのではないだろうか。これが1番人気馬の凡走の要因だ
とすれば、あながちジンクスも偶然ではなく必然だとも考えられる。
6才馬で連対しているのは、5番人気から8番人気であることが
多い。これは、「ここまでのレースでの消耗度が低い=力を出し切
っていないため余力が残っている」という図式なのかもしれない。
「本来、力がありながらここまで何らかの要素で好成績を残せて
ないが叩かれつつ調子を上げてきた余力は残っている馬」と「全力
を出し切って好成績をあげてきているがもはや余力のない馬」とが
安田記念での人気と着順のカオスを創り上げてきた。という見方は
なかなか含蓄のある推論かもしれない。
①年明けにすでに4戦を消化している馬、②昨年9月以降7戦以上
を消化している馬はけっこう多い。それらをピックアップしてみると
①②両方に該当=グッドババ、ジョイフルウィナー、ジョリーダンス、
スズカフェニックス、スーパーホーネット、
マイネルスケルツィの6頭
①のみに該当 =エイブルワン、エイシンドーバーの2頭
②のみに該当 =ザデューク、ディアデラノビアの2頭
◇ 上記のジンクスで10頭を消すと残りは8頭。その中でアンチャン
騎手の鮫島サクラメガワンダーと川田アドマイヤキッスを消すと残り
は6頭。
さらに内田博はNHKマイルでは怒涛の追い込みを決めたが、名手
ながらも東京マイルの成績は今一歩で、自分でも「東京マイルは難し
い」と認めている。牝馬のサプライズも理由あってのこと。キストゥ
ヘブンも消し。
すると残ったのは5頭。
2 ダイワメジャー (6才・1番人気・サンデー)
5 コンゴウリキシオー(5才)
7 オレハマッテルゼ (7才・サンデー)
13 エアシェイディ (6才・サンデー)
15 シンボリエスケープ(6才)
とはいいつつ、東京開催ながら先行馬が波乱を起こしている現実
と4才馬好走の過去実績を踏まえ、11 マイネルスケルッツィを押
さえる。ついでに弱気の虫で、8 スズカフェニックスもちょっと。
◆評価
本来なら、ダイワメジャー本命になるのだろうが、
① 内枠に入ったがゆえ道中外から被せられ直線スムーズな抜け出しがで
きない可能性があること
② 1番人気6才馬=凡走、のジンクス
③ 上がりの瞬発力比べになった時の切れ味のなさ
を考えると、大崩れはないが1着間違いなしともいえない。
逃げるマイネルスケルツィのすぐ外で、スタート直後に無理せずに
いいポジションを取りにいける 13 エアシェイディを本命にとる。
◎ 13 エアシェイディ
○ 2 ダイワメジャー
▲ 5 コンゴウリキシオー
△ 7 オレハマッテルゼ
△ 16 シンボリエスケープ
△ 11 マイネルスケルツィ
△ 8 スズカフェニックス
資金配分については、明日。今度こそ3連単を当てる
単勝8番 スズカフェニックス(武 豊)
でいきます。
自信度Cくらいかな?(ABCDE)
エアシェイデイ 本命は鋭いかも?
前走見所なしの負けが逆に狙い目かもね。
人気馬と殆ど差のない競馬しているし、
運さえあれば、勝ちがあると私も思いますけれど・・・
今回はスズカフェニックス(武 豊)でいきます。