◆2400m=2分19秒台は出るのか?
昨年パンサラッサが天皇賞(秋)で2着になった時の前半1000mラップは57.4秒であり、タイトルホルダーが宝塚記念を勝った時の前半1000mラップが57.6秒だったことから考えると、今回のJCの前半5Fのラップは2020年と同程度の57秒台になるんではないか。
パンサラッサとタイトルホルダーが意地の先行争いを展開すれば、7Fまでの区間ラップも2020年並みは出せるはず。すると前半7Fの通過タイムは、1分21秒2っつう2400mのレースにしてはバカッ速い展開となる。先行馬がこの位とばすと通常なら3番手以降はかなり離れるんだが、イクイノックスに対するルメールの評価は「スタミナのある馬」だから、きっと先行馬からさほど離れないポジションを追走していくんじゃないかな。しかも馬ナリで。
そして、後半も驚異的なタイムとなった今年の天皇賞(秋)と同じとすると後半5F=57.5秒なので、これに前半の1分21秒2を足すと、なんと全体時計は驚愕の2分18秒7となる。天皇賞では出た1分55秒2という時計もイクイノックスは目一杯ではなかった様子だったので、あくまでもパンパンの良馬場前提ではあるが2'18'7という超絶時計決着は机上計算だけでなく現実のものとなるような気がする。
こういう時計の速い決着になると、求められるのは一瞬の切れ味よりもトップスピードを持続できるスタミナ能力が重要。単なるスピードだけの逃げ馬ではキツイだろう。距離経験のないパンサラッサは直線入口付近で早々に苦しくなる。
タイトルホルダーについては、無双状態だった2022年宝塚記念のラップを再現できれば、前半7F時点を1'21'0位の時計で通過できそうだ。そうするとタイトルホルダーが残り5Fを59.0秒で走れば2400mトータル走破タイムは2'20'0となる。2022年宝塚記念の後半5Fは60.0秒だったが、馬場の軽い東京コースであれば超一流馬ならば前半57秒台のキツいラップだったとしても、残り5Fを59.0秒で走り切ることは不可能ではない。実際に、2023年オークス=59.1秒だし2022年ダービーは59.0秒のレースラップとなっているから、スタミナのあるタイトルホルダーならいけるんでないの?
ただ、タイトルホルダーは100%の能力を絞り出しても2分20秒が限界時計だろう。タイトルホルダーが造り出す限界の競馬の際に、その前を走っている馬が何頭いるのか、ということになる。
今回の予想は「タイトルホルダーは2'20'0で走る。その前にこれる馬はどの馬か」ということを考える。
◆イクイノックスとリバティアイランドの2強はいずれもタイトルホルダーよりも先着する可能性が高い。さすれば、他に2分20秒を切れそうな馬がどれか、だ。
ダノンベルーガは天皇賞(秋)では100%の出来までは仕上げられなかったとの情報がある。それでいながら、展開に恵まれたジャスティンパレスとプログノーシスに先着は許したもののイクイノックスとの差は0.6秒で上り3Fもほぼイクイノックスと同じ34.3秒走破タイム1'55'8は立派な戦績だと評価できる。
単純に天皇賞のタイムに12.0-12.0の24秒を足せばトータルでは2'19'8と2分20秒を切れる計算になるし、前走からの上積みと「2000mよりも2400mの方が距離適性高い」との関係者の見解を加味すれば、イクイノックスとリバティアイランドの2強の一角がくずれた場合2着にくる可能性は高い。
ドウデュースの天皇賞は、イクニノックスを深追いしたというよりは、上半期のドバイ遠征・出走取消でレース間隔が開いたことの影響が大きかったのではないか。道中も力んだような走りで直線弾けることができなかったのは鞍上戸崎の至らなさ。今回武豊のケガが長引いて鞍上は引き続き戸崎というのは大きなマイナスポイントだが、急遽乗り替わりの前走とは違い今回は戸崎-堀で入念に意識合わせをしたとのこと。叩き2走目の上積みと鞍上とのコンタクト改善の2要素がうまくかみ合えば、ダノンベルーガと後先の勝負ができるはずだ。
スターズオンアースは、少々間隔が開いてもしっかりした末脚を繰り出せるので5月のヴィクトリアマイル以来の休み明けということでは割引はしなくていいだろう。ここまでの戦績も牝馬ながらデビュー以来いろんな距離のレースですべて3着以内にきており能力のたかさは疑う余地はない。ただ、この馬はあまりに切れ味が鋭すぎる感じがしていて、ここまで末が切れる馬だとマイルに距離適性のピークがきてて、その他の距離になると能力値の高さで上位にはこれてもマイルほどのパフォーマンスを示すことは難しそうに思う。
今秋のG1ローテとしてこの馬がマイルCSを一顧だにせず「天皇賞-ジャパンカップ」という路線を選択した理由は、来年以降の海外遠征などの出走レース選択のためにハイレベルメンバーを物差しとして中距離適性を見極めるためのような気がする。現状では、マイルまでは圧倒的なパフォーマンスを示せたが2000mの天皇賞では善戦止まりだったグランアレグリアを連想させるんだがな。
また、陣営が「先週まではまだ緩さがあったが、今週の調教で強い負荷をかけた」というコメントをしているのも、大一番を狙うに相応しい準備を整えてきたとは思えない。押さえの△評価まで。
ディープボンドはスタミナ満点で33秒台の速い脚は一切ないが、超ハイペースで他馬がバテバテになった際にも末脚の鈍りがた馬比較で少ない分差し届くケースがある。前半57秒台の速いペースになった時に3角入口で中団あたりに位置取りできるのなら、他馬のバテに乗じた3着ぐらいはあるかもしれない。
2分20秒の壁を超えられそうな馬は、タイトルホルダー、イクイノックス、ドゥデュース、ダノンベルーガ、リバティアイランド、スターズオンアース。これに加えて、バタバタレースになった場合の押さえとしてディープボンドを3着候補に。
前週半ばまではこれに加えて外国馬のコンティニアスはパカパカファーム産のハーツクライ産駒なので日本の速い馬場への適性が高いだろうと思い馬券対象馬に考えていたが、残念ながら11/16に招待辞退になったそうだ。おいしい穴馬がいなくなった。惜しい。
◆評価
◎ 2 イクイノックス
〇 1 リバティアイランド
▲ 10 ダノンベルーガ
▲ 5 ドウデュース
▲ 3 タイトルホルダー
△ 17 スターズオンアース
△ 14 ディープボンド
<参考:2023年JC 2'20'0の可能性検証>
2018年JCラップ構成<1着馬上り3F=34.1秒>
2'20'6=12.9-10.8-12.2-12.3-11.7/11.8-11.7/11.4-11.4-11.0-11.4-12.0(前5F=59.9、後5F=57.2)
2020年JCラップ構成<1着馬上り3F=34.7秒>
2'23'0=12.7-10.8-11.8-11.3-11.3/11.5-11.8/11.9-12.1-12.3-13.2-12.3(前5F=57.9、後5F=61.8)
2023年オークスラップ構成<1着馬上り3F=34.0秒>
2'23'1=12.3-10.5-12.3-12.6-12.3/12.0-12.0/12.0-12.0-12.0-11.6-11.5(前5F=60.0、後5F=59.1)
2023年天皇賞(秋)ラップ構成<1着馬上り3F=34.2秒>
1'55'2= 12.4-11.0-11.5/11.4-11.4/11.4-11.4-11.6-11.4-11.7(前5F=57.7、後5F=57.5)
2022年ダービーラップ構成<1着馬上り3F=33.7秒>
2'21'9=12.5-10.8-11.8-12.0-11.8/11.7-12.3/12.0-11.8-11.5-11.7-12.0(前5F=58.9、後5F=59.0)
2022年宝塚記念ラップ構成<1着馬上り3F=36.1秒>
2'09'7=12.5-10.4-11.0-12.1-11.6/12.1 /11.9-11.8-11.9-12.0-12.4(前5F=57.6、後5F=60.0)
2023年推計ラップ①(前7F=2020年と同+後5F全て12.0と仮定)
12.7-10.8-11.8-11.3-11.3/11.5-11.8/12.0-12.0-12.0-12.0-12.0=2'21'2
2023年推計ラップ②(前7F=2020年と同+後5F=2023年オークスと同と仮定)
12.7-10.8-11.8-11.3-11.3/11.5-11.8/12.0-12.0-12.0-11.6-11.5=2'20'3
2023年推計ラップ③(前5F=2020年と同+後5F=2023年天皇賞(秋)と同+中4F=2020年JCと同)
12.7-10.8-11.8-11.3-11.3/11.5-11.8/11.4-11.4-11.6-11.4-11.7=2'18'7
2023年推計ラップ④(前5F+後5F=2022年宝塚記念と同+中4F=2020年JCの23.3をプラス)
12.5-10.4-11.0-12.1-11.6/11.5-11.8/11.9-11.8-11.9-12.0-12.4=2'20'9
2023年推計ラップ⑤(ラップ④の上り3Fを36.3→35.0でまとめた場合)
12.5-10.4-11.0-12.1-11.6/11.5-11.8/11.9-11.8-11.7-11.5-11.8)=2'19'6(前5F=57.6、前7F=1'20'9/後5F=58.7)
◆馬券<32,600>
<金曜日飲み会のため、土曜日に追記予定>
<土曜日追記>
◆馬連<10,400>
2-1=3000、2-10,5,3=@1500×3点、2-14,17=@300×2点、2-15=100
1-10,5,3=@500×3点、1-14,17=@300×2点、1-15=100
◆3連複<9,000>
2-1,10,5,3流し @1500×6点
◆3連単<13,200>
2-1,10,5,3流し @500×12点
2-1,10,5,3-1,10,5,3,14,15,17 @200×24点
1-2,10,5,3-2,10,5,3,14,15,17 @100×24点
<オマケ:3着に15番人気単勝オッズ296倍の15ショウナンバシットがバシッと来た場合の最高オッズ>
2番アタマ:2-5-15=2,732.2倍
1番アタマ:1-3-15=9,650.4倍
◆結果
パンサラッサの作ったレースラップの、「前半1000m=57'6、1400m=1'21'1」ってのは想定どおりの時計になったんだが・・・。タイトルホルダーがなぜもっと近くにつけなかったのかが惜しまれる。直線入口でイクイノックスに並ばれたらアンタ勝負になるワケねーでねえか。横山和よ、勝ちにいくべきだろよ。
タイトルホルダーが5着に残った結果だけみて「精一杯の騎乗」という向きもあるかもしれないが、今回の横山和の騎乗は勝つための騎乗じゃなかったと思うよ。
馬券結果は、絵にかいたような取りガミに終わったが、3着スターズオンアースの評価を間違えたんだから仕方なし。己が不勉強を恥じよう。競馬についてまだまだ勉強すべきことは多い。
投資=32,600円
回収=7,660円
収支=▲24,940円
1着馬=◎
2着馬=〇
3着馬=△
2023年11月26日(日曜) 5回東京8日12レース 第43回ジャパンカップGⅠ 3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 コース:2,400メートル(芝・左)
1 枠1白 2 イクイノックス 牡4 58.0 C.ルメール 2:21.8
2 枠1白 1 リバティアイランド 牝3 54.0 川田 将雅 2:22.5 4
3 枠8桃 17 スターズオンアース 牝4 56.0 W.ビュイック 2:22.6 1
4 枠3赤 5 ドウデュース 牡4 58.0 戸崎 圭太 2:22.7 3/4
5 枠2黒 3 タイトルホルダー 牡5 58.0 横山 和生 2:23.1 2
単勝 :2 130円 1番人気
馬連 :1-2 180円 1番人気 @3000
馬単 :2-1 260円 1番人気
3連複:1-2-17 600円 2番人気
3連単:2-1-17 1,130円 2番人気 @200
◆有馬記念に向けての備忘録
・ スターズオンアースはマイラーと思っていたが、距離はオールマイティーで中山2500mなら大丈夫そう。一瞬の加速力も優れているので急坂中山小回りは向いている。
今秋は天皇賞を回避したのでまだ2戦目と余力十分で有馬に臨めるだろうから、出れば本命評価すべき。
・ タイトルホルダーは、立て直しの成果が見えていきたが絶好調までではなかった。有馬ではさらにもう一段良くなるだろうし、上りがあまり速くならない中山内回りも有利に働く。
逆転もある〇評価まである。ただ、有馬では今回よりは速いラップでもっと積極的な騎乗をすべき。
・ ドゥデュースもまだ本調子には一息の感じだったので、有馬に出てくれば逆転の可能性あり。◎評価でもいいんじゃないか。
・ ダノンベルーガは左回りに比べて右回りでは一段パフォーマンスが落ちるので、有馬では馬券対象にはしない。
・ イクイノックス、リバティアイランドは有馬に出走してくるんだろうか?有馬に出走してくれば、文句なしの1着候補。しかし、両馬とも来年以降に備えて休ませた方が良さそうだが。。。。
・ その他8着のスタッドリーは単勝オッズ547倍の烏合の衆だったが、2'23'3の時計は悪くない。ドゥデュースとほぼ同じ位置から追い出して0.6秒差なら次走G3レベルなら勝ち負けできるような
パフォーマンスだったと思う。
昨年パンサラッサが天皇賞(秋)で2着になった時の前半1000mラップは57.4秒であり、タイトルホルダーが宝塚記念を勝った時の前半1000mラップが57.6秒だったことから考えると、今回のJCの前半5Fのラップは2020年と同程度の57秒台になるんではないか。
パンサラッサとタイトルホルダーが意地の先行争いを展開すれば、7Fまでの区間ラップも2020年並みは出せるはず。すると前半7Fの通過タイムは、1分21秒2っつう2400mのレースにしてはバカッ速い展開となる。先行馬がこの位とばすと通常なら3番手以降はかなり離れるんだが、イクイノックスに対するルメールの評価は「スタミナのある馬」だから、きっと先行馬からさほど離れないポジションを追走していくんじゃないかな。しかも馬ナリで。
そして、後半も驚異的なタイムとなった今年の天皇賞(秋)と同じとすると後半5F=57.5秒なので、これに前半の1分21秒2を足すと、なんと全体時計は驚愕の2分18秒7となる。天皇賞では出た1分55秒2という時計もイクイノックスは目一杯ではなかった様子だったので、あくまでもパンパンの良馬場前提ではあるが2'18'7という超絶時計決着は机上計算だけでなく現実のものとなるような気がする。
こういう時計の速い決着になると、求められるのは一瞬の切れ味よりもトップスピードを持続できるスタミナ能力が重要。単なるスピードだけの逃げ馬ではキツイだろう。距離経験のないパンサラッサは直線入口付近で早々に苦しくなる。
タイトルホルダーについては、無双状態だった2022年宝塚記念のラップを再現できれば、前半7F時点を1'21'0位の時計で通過できそうだ。そうするとタイトルホルダーが残り5Fを59.0秒で走れば2400mトータル走破タイムは2'20'0となる。2022年宝塚記念の後半5Fは60.0秒だったが、馬場の軽い東京コースであれば超一流馬ならば前半57秒台のキツいラップだったとしても、残り5Fを59.0秒で走り切ることは不可能ではない。実際に、2023年オークス=59.1秒だし2022年ダービーは59.0秒のレースラップとなっているから、スタミナのあるタイトルホルダーならいけるんでないの?
ただ、タイトルホルダーは100%の能力を絞り出しても2分20秒が限界時計だろう。タイトルホルダーが造り出す限界の競馬の際に、その前を走っている馬が何頭いるのか、ということになる。
今回の予想は「タイトルホルダーは2'20'0で走る。その前にこれる馬はどの馬か」ということを考える。
◆イクイノックスとリバティアイランドの2強はいずれもタイトルホルダーよりも先着する可能性が高い。さすれば、他に2分20秒を切れそうな馬がどれか、だ。
ダノンベルーガは天皇賞(秋)では100%の出来までは仕上げられなかったとの情報がある。それでいながら、展開に恵まれたジャスティンパレスとプログノーシスに先着は許したもののイクイノックスとの差は0.6秒で上り3Fもほぼイクイノックスと同じ34.3秒走破タイム1'55'8は立派な戦績だと評価できる。
単純に天皇賞のタイムに12.0-12.0の24秒を足せばトータルでは2'19'8と2分20秒を切れる計算になるし、前走からの上積みと「2000mよりも2400mの方が距離適性高い」との関係者の見解を加味すれば、イクイノックスとリバティアイランドの2強の一角がくずれた場合2着にくる可能性は高い。
ドウデュースの天皇賞は、イクニノックスを深追いしたというよりは、上半期のドバイ遠征・出走取消でレース間隔が開いたことの影響が大きかったのではないか。道中も力んだような走りで直線弾けることができなかったのは鞍上戸崎の至らなさ。今回武豊のケガが長引いて鞍上は引き続き戸崎というのは大きなマイナスポイントだが、急遽乗り替わりの前走とは違い今回は戸崎-堀で入念に意識合わせをしたとのこと。叩き2走目の上積みと鞍上とのコンタクト改善の2要素がうまくかみ合えば、ダノンベルーガと後先の勝負ができるはずだ。
スターズオンアースは、少々間隔が開いてもしっかりした末脚を繰り出せるので5月のヴィクトリアマイル以来の休み明けということでは割引はしなくていいだろう。ここまでの戦績も牝馬ながらデビュー以来いろんな距離のレースですべて3着以内にきており能力のたかさは疑う余地はない。ただ、この馬はあまりに切れ味が鋭すぎる感じがしていて、ここまで末が切れる馬だとマイルに距離適性のピークがきてて、その他の距離になると能力値の高さで上位にはこれてもマイルほどのパフォーマンスを示すことは難しそうに思う。
今秋のG1ローテとしてこの馬がマイルCSを一顧だにせず「天皇賞-ジャパンカップ」という路線を選択した理由は、来年以降の海外遠征などの出走レース選択のためにハイレベルメンバーを物差しとして中距離適性を見極めるためのような気がする。現状では、マイルまでは圧倒的なパフォーマンスを示せたが2000mの天皇賞では善戦止まりだったグランアレグリアを連想させるんだがな。
また、陣営が「先週まではまだ緩さがあったが、今週の調教で強い負荷をかけた」というコメントをしているのも、大一番を狙うに相応しい準備を整えてきたとは思えない。押さえの△評価まで。
ディープボンドはスタミナ満点で33秒台の速い脚は一切ないが、超ハイペースで他馬がバテバテになった際にも末脚の鈍りがた馬比較で少ない分差し届くケースがある。前半57秒台の速いペースになった時に3角入口で中団あたりに位置取りできるのなら、他馬のバテに乗じた3着ぐらいはあるかもしれない。
2分20秒の壁を超えられそうな馬は、タイトルホルダー、イクイノックス、ドゥデュース、ダノンベルーガ、リバティアイランド、スターズオンアース。これに加えて、バタバタレースになった場合の押さえとしてディープボンドを3着候補に。
前週半ばまではこれに加えて外国馬のコンティニアスはパカパカファーム産のハーツクライ産駒なので日本の速い馬場への適性が高いだろうと思い馬券対象馬に考えていたが、残念ながら11/16に招待辞退になったそうだ。おいしい穴馬がいなくなった。惜しい。
◆評価
◎ 2 イクイノックス
〇 1 リバティアイランド
▲ 10 ダノンベルーガ
▲ 5 ドウデュース
▲ 3 タイトルホルダー
△ 17 スターズオンアース
△ 14 ディープボンド
<参考:2023年JC 2'20'0の可能性検証>
2018年JCラップ構成<1着馬上り3F=34.1秒>
2'20'6=12.9-10.8-12.2-12.3-11.7/11.8-11.7/11.4-11.4-11.0-11.4-12.0(前5F=59.9、後5F=57.2)
2020年JCラップ構成<1着馬上り3F=34.7秒>
2'23'0=12.7-10.8-11.8-11.3-11.3/11.5-11.8/11.9-12.1-12.3-13.2-12.3(前5F=57.9、後5F=61.8)
2023年オークスラップ構成<1着馬上り3F=34.0秒>
2'23'1=12.3-10.5-12.3-12.6-12.3/12.0-12.0/12.0-12.0-12.0-11.6-11.5(前5F=60.0、後5F=59.1)
2023年天皇賞(秋)ラップ構成<1着馬上り3F=34.2秒>
1'55'2= 12.4-11.0-11.5/11.4-11.4/11.4-11.4-11.6-11.4-11.7(前5F=57.7、後5F=57.5)
2022年ダービーラップ構成<1着馬上り3F=33.7秒>
2'21'9=12.5-10.8-11.8-12.0-11.8/11.7-12.3/12.0-11.8-11.5-11.7-12.0(前5F=58.9、後5F=59.0)
2022年宝塚記念ラップ構成<1着馬上り3F=36.1秒>
2'09'7=12.5-10.4-11.0-12.1-11.6/12.1 /11.9-11.8-11.9-12.0-12.4(前5F=57.6、後5F=60.0)
2023年推計ラップ①(前7F=2020年と同+後5F全て12.0と仮定)
12.7-10.8-11.8-11.3-11.3/11.5-11.8/12.0-12.0-12.0-12.0-12.0=2'21'2
2023年推計ラップ②(前7F=2020年と同+後5F=2023年オークスと同と仮定)
12.7-10.8-11.8-11.3-11.3/11.5-11.8/12.0-12.0-12.0-11.6-11.5=2'20'3
2023年推計ラップ③(前5F=2020年と同+後5F=2023年天皇賞(秋)と同+中4F=2020年JCと同)
12.7-10.8-11.8-11.3-11.3/11.5-11.8/11.4-11.4-11.6-11.4-11.7=2'18'7
2023年推計ラップ④(前5F+後5F=2022年宝塚記念と同+中4F=2020年JCの23.3をプラス)
12.5-10.4-11.0-12.1-11.6/11.5-11.8/11.9-11.8-11.9-12.0-12.4=2'20'9
2023年推計ラップ⑤(ラップ④の上り3Fを36.3→35.0でまとめた場合)
12.5-10.4-11.0-12.1-11.6/11.5-11.8/11.9-11.8-11.7-11.5-11.8)=2'19'6(前5F=57.6、前7F=1'20'9/後5F=58.7)
◆馬券<32,600>
<金曜日飲み会のため、土曜日に追記予定>
<土曜日追記>
◆馬連<10,400>
2-1=3000、2-10,5,3=@1500×3点、2-14,17=@300×2点、2-15=100
1-10,5,3=@500×3点、1-14,17=@300×2点、1-15=100
◆3連複<9,000>
2-1,10,5,3流し @1500×6点
◆3連単<13,200>
2-1,10,5,3流し @500×12点
2-1,10,5,3-1,10,5,3,14,15,17 @200×24点
1-2,10,5,3-2,10,5,3,14,15,17 @100×24点
<オマケ:3着に15番人気単勝オッズ296倍の15ショウナンバシットがバシッと来た場合の最高オッズ>
2番アタマ:2-5-15=2,732.2倍
1番アタマ:1-3-15=9,650.4倍
◆結果
パンサラッサの作ったレースラップの、「前半1000m=57'6、1400m=1'21'1」ってのは想定どおりの時計になったんだが・・・。タイトルホルダーがなぜもっと近くにつけなかったのかが惜しまれる。直線入口でイクイノックスに並ばれたらアンタ勝負になるワケねーでねえか。横山和よ、勝ちにいくべきだろよ。
タイトルホルダーが5着に残った結果だけみて「精一杯の騎乗」という向きもあるかもしれないが、今回の横山和の騎乗は勝つための騎乗じゃなかったと思うよ。
馬券結果は、絵にかいたような取りガミに終わったが、3着スターズオンアースの評価を間違えたんだから仕方なし。己が不勉強を恥じよう。競馬についてまだまだ勉強すべきことは多い。
投資=32,600円
回収=7,660円
収支=▲24,940円
1着馬=◎
2着馬=〇
3着馬=△
2023年11月26日(日曜) 5回東京8日12レース 第43回ジャパンカップGⅠ 3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 コース:2,400メートル(芝・左)
1 枠1白 2 イクイノックス 牡4 58.0 C.ルメール 2:21.8
2 枠1白 1 リバティアイランド 牝3 54.0 川田 将雅 2:22.5 4
3 枠8桃 17 スターズオンアース 牝4 56.0 W.ビュイック 2:22.6 1
4 枠3赤 5 ドウデュース 牡4 58.0 戸崎 圭太 2:22.7 3/4
5 枠2黒 3 タイトルホルダー 牡5 58.0 横山 和生 2:23.1 2
単勝 :2 130円 1番人気
馬連 :1-2 180円 1番人気 @3000
馬単 :2-1 260円 1番人気
3連複:1-2-17 600円 2番人気
3連単:2-1-17 1,130円 2番人気 @200
◆有馬記念に向けての備忘録
・ スターズオンアースはマイラーと思っていたが、距離はオールマイティーで中山2500mなら大丈夫そう。一瞬の加速力も優れているので急坂中山小回りは向いている。
今秋は天皇賞を回避したのでまだ2戦目と余力十分で有馬に臨めるだろうから、出れば本命評価すべき。
・ タイトルホルダーは、立て直しの成果が見えていきたが絶好調までではなかった。有馬ではさらにもう一段良くなるだろうし、上りがあまり速くならない中山内回りも有利に働く。
逆転もある〇評価まである。ただ、有馬では今回よりは速いラップでもっと積極的な騎乗をすべき。
・ ドゥデュースもまだ本調子には一息の感じだったので、有馬に出てくれば逆転の可能性あり。◎評価でもいいんじゃないか。
・ ダノンベルーガは左回りに比べて右回りでは一段パフォーマンスが落ちるので、有馬では馬券対象にはしない。
・ イクイノックス、リバティアイランドは有馬に出走してくるんだろうか?有馬に出走してくれば、文句なしの1着候補。しかし、両馬とも来年以降に備えて休ませた方が良さそうだが。。。。
・ その他8着のスタッドリーは単勝オッズ547倍の烏合の衆だったが、2'23'3の時計は悪くない。ドゥデュースとほぼ同じ位置から追い出して0.6秒差なら次走G3レベルなら勝ち負けできるような
パフォーマンスだったと思う。
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