2009年フィンランド映画
週刊誌にこの映画の紹介が出ていたので関連サイト、公式サイトを見ると、、
「フィンランドのオルキルオト島で、500メートル地中に{オンカロ}(フィンランド語で隠れた場所の意味)、と呼ばれる、世界初の、高レベル放射性廃棄物を格納する永久地層処分場の建設を開始した。
地震や火山の無いフィンランドでは、地上や海底に処分施設を作るよりも、18億年前の地層に横たわる地下の頑強な岩盤を削って、巨大な貯蔵施設を造るのが最も安全だという結論に。2020年完成予定。
計画では、施設に100年分の廃棄物を貯蔵し、入り口を完全に封鎖する。放射性廃棄物が無害になる10万年先まで二度と空けられることはない」
「オンカロの建設現場で働く人々と、10万年後の地球の変化を想定する専門家の話を通じ、
10万年後の子孫に、放射能廃棄物について語るドキュメンタリー」
10万年後には無害になるそうですが(ホントに?それ以上に、施設の劣化などは?)それにしても、、。
現世人類が世界各地にあらわれたのが、2万~1万年前(日本では縄文、弥生)と言いますから、10万年というのは想像を絶しています。
非常に不気味、というか、恐ろしさを感じてしまうのですが、。
この映画の公式サイトを見ているうちに「猿の惑星」を思い出しました。
「ロケットで飛び立って、ある惑星に不時着すると、そこは猿が支配していた。猿から逃れ、禁断の地と言われる場所で見たのは、、自由の女神像だった。地球の人類は、愚かな人間たちによる核戦争で殆ど滅亡したのだ。彼らは2千年後の地球に帰っていたのだった、、」
実際にあり得そうな?(猿が支配する、、はともかく)楽しめた映画でしたが、10万年後を考えると、これ以上の想定外がいくらでもありそうな気が、、、、、。