Living in the material world/素顔のジョージ・ハリスン

2012-06-10 09:15:14 | Weblog

        2011        1968 スタークラブ

 ジョージの幼少から晩年までの写真集。
爆撃後のリバプール(1940年代)、家族との写真、ハガキ、手紙、そしてビートルズのドイツ、キャバーン・クラブ時代、ディラン、クラプトンたちとの交友からは彼の人となりが伺えます。
(ワイト島でディランとテニスをしている写真もありますね!初めて見ました)
                        

「誰もがまさに今、この瞬間の行動を自分でコントロールしているけれども、現在の自分は結局のところ過去の行いの所産であり、未来の自分は現在の行いによって決まっていくと僕は考えている。
だからある種の事柄は不可避的に起こってしまうんだ。そうなるとは分からなかったとしても、僕がビートルズの一員になってしまったようにね」

 「人はみな自らの力で内面を理解する方法を見つけなければならない。そのためにこの地球上に存在しているのだと確信している。もう一度学び直すようなものだ。
 つまり、魂はそれぞれ潜在的に神聖なもので、目指すゴールはその神聖なものを明らかにすること。
それ以外のすべてのことは二の次でいい」        ジョージ・ハリスン

                                           
 
「当初、ジョージと友達になって得したと思ったことは、この途方もない創造性の太陽の光を気持ちよく浴びているようなものだってことだ。それなりに自分では有名なつもりでも、彼と一緒に出ると、ただの人になってしまう。ビートルズのオーラに触れた人の行動は想像を絶するものだったよ」

                      
 「うららかな春の朝だった。確か4月ころだったと思う。僕らは僕の庭をギターを持ってただ歩いていたんだ。太陽が輝いていて、実に清々しい朝だった。するとジョージが歌い始めたんだ "Here comes the sun"を。あの出だしのフレーズだ。僕は曲が出来上がるのをじっと見ていたよ。ジョージの名曲が僕の庭で生まれたことをとても誇りに思っている」     エリック・クラプトン 

             1968 ウッドストック

「ボブの言動はショービジネスがみんなで束になってもできないようなことをやってのけた、と僕は思う。60年代の曲を1曲取り上げてみても、その後の20年間や30年間でみんなが伝えたことよりももっと意味深いことを言っている。ある意味で彼は僕のヒーローだね。ラヴィといるときと同じように、二人のお陰で人生が豊かになったことには、心から感謝したい」  ジョージ・ハリスン

               

「ジョージは自分自身のことは話したがらない人だから、写真で生きていた歳月をなぞることにしたの。彼の人生は偶然だけであんなに魅力的になっていたわけではないわ。とても努力したし、好奇心一杯で積極的に行動した。 ジョージにとって、人生は奥深い意味の探求だった」  オリビア・ハリスン 

            

                   暗闇は夜の間だけのこと
                   朝が来れば消え去ってしまう
                   時がきて日の光がすべて照らしてくれる
                   いつまでもこんなに暗く陰鬱なわけではない
                   オール・シングス・マスト・パス
                   あらゆるものは通りすぎてゆくのだから


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