一枚の絵

2008-03-01 00:21:30 | Weblog
 居間には魚の絵の銅版画がある。やはり、居間に入るとまず目に入る。横をとおるときは、ちょっと魚の顔を眺めたりして嬉しくなる。
 こうして考えてみると、絵画があることで「ちょっと目が留まる」ことがたいせつなのではないだろうか。暮らしの流れのなかで、ちょっと目が留まることで、気持ちが一瞬動く。なにもない家の壁面で、ちょっと目が留まるポイントがある。そこがその場の重心になる。
 家具や家電は家の一部であって、全体をかたちづくっているものだ。そのなかに絵画や花があることで、重心ができるのだ。暮らしに年中行事などのリズムがあると豊かになるように、家にリズムがもたらさられ、豊かさが生まれる。

 家はこんなに変えられる だいわ文庫 辰巳 渚 著より

 いいですね。絵飾りたいなぁ
私たちの家には、三人の息子たちが描いた絵を、それぞれ額に入れて飾るつもりです。結構、上手なんですよ。