屋根勾配 2.5

2009-05-01 11:13:04 | Weblog
 屋根の傾きを表すのは角度ではなく、4寸勾配(4/10)とか6寸勾配(6/10)というような、底辺を“10”としたときの高さ“4”、“6”を用いて表す方法が用いられます。『4寸勾配』というのは、水平に10移動すると垂直に4上がるということを意味します。この方法を使用すると、例えば『4寸勾配』であれば水平距離で3m移動した場合、そこの高さは3m(水平距離)×0.4(屋根勾配)=1.2mと簡単に求めることができます。
我が家の屋根勾配は『2.5』となりました。『2.5』というのは水平に10移動すると、垂直には2.5しか上がらないので、勾配4に比較するとかなり傾斜が緩くなります。屋根勾配が緩くなると問題になるのが、雨水の流れが滞ることによる雨漏りの危険性です。ちなみに和瓦や洋瓦では4寸以上、カラーベスト(スレート)で3寸以上、2寸以下にしようと思えば防水性能の高いガルバリウム鋼板葺きなどにする必要があるそうです。


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