ヒンプン（屏風）

沖縄では、門と母屋の間に「ヒンプン」と呼ばれる「壁（目隠し）」が設けられています。

来訪者は、その壁があるため、必ずそこから左右に分かれて家の中に入ります。そのため、「ヒンプン」に向かって右側は上客や男性、左側はふつうの客、女性、子どもたちが出入りすると言われたりもしているそうです・・実際は、「魔除け」の意味であり、沖縄では魔物が直進して、角を曲がるのが苦手だと言われており、その侵入を防ぐためだということです。

これとは意味が違うのかもしれませんが、私は家の玄関が外から直視されることに抵抗があります。玄関がどこか分からないと、お客さんがみえた時に困るとよく言われますが、どうなのでしょう？

「この家、入り口はどこ？」何て言うのも楽しいのではないでしょうか？