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Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~井上拓真 vs 石田匠~

2024年05月07日 | BOXING
WBAバンタム級タイトルマッチ
王者:井上拓真 vs 挑戦者:石田匠
結果:井上判定勝ち

■分析~井上の場合~
体をグッと入れたところに食うともんどり打って倒れる。
イメージとしては、何気なく徒歩しているところ突然顔が木の枝に引っかかるような。
倒れるしかないのだ。
フラッシュダウン。
2R以降、右アッパーが何度もヒットした。
右アッパーか。
親父や兄貴と相手のビデオ見ながら 「 ここアッパー入るぞ 」 とか。
簡単にアッパーなど打っているように見えるが高等技術。

■分析~石田の場合~
ジャブを得意とし絶対の自信を持ち、実際巧みに操る。
必然な高位置から高く構え、開いた手からスッと放たれる。
タイミング、距離、スピード、テンポと頗る良い。
1Rそのジャブでテイクダウン。
以降、過信となるのも当然。
自身の実力、勝利を確信しただろう。
1度入ってしまったSWは解除することはできない。
あの残像が脳にこびり付いて 「 当たる、倒せる、勝てる 」
数ミリの距離感、コンマ何秒のタイミングを狂わせた。
系列の井岡弘樹もvsナパの1Rテイクダウンで過信した。 ( 石田以上に )
しかし 「 おかしいな、何か違うぞ 」 と気づいた時は既に遅し。
ボクサーてのはあの残像を追い求めボロボロになる。
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