goo blog サービス終了のお知らせ 

Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~WBOスーパーライト級~

2013年03月31日 | BOXING

マイク・アルバラード vs ブランドン・リオス
試合結果:アルバラード判定勝ち

●所見~アルバラードの場合~
ガードを前戦のL字から顎を挟む型に変えてきた。
「 食わないぞ 」 の意志か、 「 食ってはいけない 」 の警戒か、比重4:6て所か。
1、2Rは腰が浮いた感じだったが3R、右フックを打ち込み連打に繋げてからは調子も上向いた。
相手がグーッと入ってくる所に横面をバシーンと叩くフックが効果的で
更にはウェイトを前に置いているので威力もあった。
頗る良かった動き2つ。
相手の押しが強い為、自身の腰を相手の股に入れる位置で引足を踏ん張り押し負け無くした。
また、揉み合いからサイドステップする際、上体が立つと後方に飛ばされる為、
前傾姿勢で頭を付けたままサイドに移動した。
悪かった動き1つ。
スイッチは何故に? 左スト打てて無いじゃん。

●所見~リオスの場合~
スタイルも動きも前戦、て言うかいつもと変わらない。
ラッシングパワーは現SL級No.1かもしれないが、フェイントが巧くないので1、2発目が当たらず、
3、4発目を当てる前にジャブを打たれ、体が正面に向くので的が大きくなり打ち終わりも打たれる。
それでもそのスタイルと持ち前のタフネスで勝ち上がって来たがジャブのある選手に捌かれた場合
こんな展開になるであろう典型となった。
インタビュー時のふて腐れた態度はけしからんわな。

コメント (2)