Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~WBC・WBOバンタム級~

2010年07月18日 | BOXING

王者:フェルナンド・モンティエル vs 挑戦者:ラファエル・コンセプション
試合結果:モンティエル3RTKO勝ち

●所見~モンティエルの場合~
1度目のダウンを取ったパンチは左グローブを少し上げたフェイントから相手の右グローブ側面の隙間に
ピンポイントでスルリと入れ、その勢いでウェイトを残し、速い引きから透かさず再度打ち込んだ左フックで
M・カスティージョから最初にとったダウンのパンチと全く同じもの。
その一発目が入るのは相手にとってフェイントに明確な意志があるか、モーションが全く無いのだろう。
2度目のダウンを取ったパンチは相手が出るタイミングを計り、アゴを打ち抜くと言うより破壊する感じで
W・ゴメスがC・サラテから最初にとったダウンのパンチと同じ。
3度目のダウンを取ったパンチはそれ迄に左フックを意識させた上でさらに右でクイッとフェイントを入れ、
サウスポーの右フックの様なパンチとなった。

いやはや各パンチが硬質で当て勘がピタリと嵌っている。
残念ながらもう長谷川が勝てる相手では無いですね。
ドネアと戦ったならば序盤は一瞬も目が離せないスリリングな展開となるだろう。

●所見~コンセプションの場合~
最近この姓をよく聞く気がするが ..。
ルイス、バーナビ、ラファエルと、妙なconception ( 概念 ) に捉われそう。 ( ウマイッ!? )
体格がこの王者よりも明らかに小さいと言う事は相当小柄なのだろうが。
他に言う事無いなぁ。

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