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Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~山中慎介 vs シュテファヌ・ジャモエ~

2014年04月23日 | BOXING
WBCバンタム級タイトルマッチ
王者:山中慎介 vs 挑戦者:シュテファヌ・ジャモエ
試合結果:山中9RTKO勝ち

●所見~山中の場合~
アップライトで左ストレートのみのスタイル。
驚かされる程。
一瞬もクラウチングにならず右フックも殆ど打たない。
その左ストはインパクトの瞬間、肘をグッと伸ばしフォロースルーとする。
ウェイトを乗せる、或いは筋力を利かせる感じで無く、ナチュラルなフォームで真直ぐグサリと決める。
その神の左、何故それ程に破壊力があるのか。
背筋を利かせているから?
スピードがあるから?
コークスクリューで打つから?
う~む。

モンスターレフトを超えたか?

●所見~ジャモエの場合~
欧州における先進国の人間は驚く程プライドが高い。
別の言い方をすると多民族を下等扱いする。
米国でさえも。
日本など何処かの島の黄猿。
例えばvs畑山のJ・ロルシー陣営などやりたい放題で日本陣営は指をくわえるだけだった。
この選手の戦いも物怖じしない堂々たるもの。
左腕をギュウムと閉めたガードからのジャブは意志があり、上体を被せる左フックは危険な匂いが
あった。
上体を振らずアップライトでグイグイ出るので相手としては打ち易い所があり数回ダウンを食った。
最後のダウンはペラペラに薄い腹ながら鍛え上げた筈だが相手の威力タイミング、ヒットポイント
が遥かに優れていた。
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