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Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~WBOフェザー級~

2007年01月30日 | BOXING

王者 : ファン・マヌエル・マルケス vs 挑戦者 : ジムレックス・ハカ
試合結果 : マルケス9RTKO勝ち

●分析~マルケスの場合~
あらゆるファクターが洗練されていて説明したい事がありすぎて困る。
80年代E・ロサリオのストレートパンチがエルチャポ ( 玉突き ) と呼ばれていたが
マルケスのストレートも同様にドライブが効いていて内部を破壊するようなパンチだ。
また、足のスタンスは広く狭く自由自在でどんなバランスでもコンビが打てる。
7R1分あたりの動きながらのコンビは凄かった。

●分析~ハカの場合~
かつてメキシコがフィリピンを統治下においていた歴史的背景の遺恨を感じさせる
ような戦いだった。 「 お前を粉砕してやる 」 という感情がありあり。
スキルの幅は乏しいが基礎体力が凄い、とにかく野生的、攻撃の際は襲いかかる
という形容がぴったりハマる。
しかしナチュラルファイターは得てしてパーフェクトパンチャーに弱い。

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