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Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~江藤光喜 vs ヨドモンコン・ウォーセンティップ~

2013年11月30日 | BOXING

WBAフライ級タイトルマッチ
王者:江藤光喜 vs 挑戦者:ヨドモンコン・ウォーセンティップ
試合結果:ヨドモンコン12RTKO勝ち
 
●所見~江藤の場合~
野木トレーナー指導の象徴の様な選手。
因みに氏の2冊目の著書はとても良い。 ( 2つ位ケチの付く所有るが )
長身ながらロング⇔ショートの切り替えがスムーズで左フック上下、左アッパーの使い方が巧い。
右スト、左フックは時に振り切っている様に見えるが逆半身を残しているのでバランスは崩れない。
フットワークも良く、クイックステップも巧い。
負けた要因は?
ちと強気で行き過ぎたか。
タイだから仕方無い。
それにしても頑張り過ぎたな。
回復したならば国内でチャンス掴んで欲しい。
F級周辺の日本人世界王者ならば良い戦いが出来ると思う。

●所見~ヨドモンコンの場合~
こんなスタイルはこの選手特有よりもタイ選手特有と言う方が適している。
ラタナポン、ダオルン、ヨドシン、スリヤン等々、スタイル、体型、顔と皆同じの様な。
それにしてもエネルギッシュで連打が速い。
相手の引きに合わせて連打がついて行くので相手としては距離を取るつもりでもその途中、
取り終わった所に食う。
右スウィングが速く、ヒットポイントから拳一つ分、後に当たっても効かせているのでパンチ自体も
強いのかも知れない。
しかし、こんな選手は日本或いは米国のリングで見ると意外にこじんまりする。
それもタイ選手特有。

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