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スーパーミドル級8回戦
村田諒太 vs カルロス・ナシメント
試合結果:村田4RTKO勝ち
●所見~村田の場合~
1R相手をグラつかせた右は狙って打つものでなく、
相手の隙と自身のタイミングのmatchingを瞬間的に察知し体が自然に動くもの。
それはvs柴田で最初に奪ったダウンと同様。
1,2Rは動きが堅かった。
それを自覚し、時に後退し肩を上下させ、上体を左右に振る動きは自身をリラックスさせるもの。
右アッパー⇔右ストのコンビを多く出したが、それはトレーナーの指導でもあり、
自身も打ち易く得意とするのだろう。
そのアッパーは早々に当たりそうな雰囲気があり、3Rクリーンヒットでテイクダウン。
残り18秒でもう一発強烈に打ち込みたかったが4RきっちりSTOPを呼び込んだから良しとしましょう。
左フックは打たないスタイルなのかな。
●所見~ナシメントの場合~
1発目ジャブの遅さを見るに回線の乱れかと思ったぜ。
1R中盤のボディを含むコンビ、2Rのムーブと、動きは上向いた。
G・ジョンソンの様なタフガイでRを重ねる程に良くなるタイプだったのか。
しかし3R横倒しのダウン。
まあ、こんなものか。
村田選手の勇姿に触発され
多くの若年層が
定年も賞与もない競争社会に参入してきてくれれば望外の喜びです。
動きは良かったと思います。
テーマを持ち、課題を克服する意図が感じられました。
しかし村田や日本人世界王者に憧れてボクシング始める人がいるのですかね。
正直、(同じ金メダリストでもこうまで違うのか)でしたが、これは個々のスタイルがそう思わせるんでしょうか?
それとも観たまんまなんでしょうか?
私も同様の印象を持ちます。
例えば日本人世界王者と米の6回戦辺りの黒人選手を比較しても後者の方が良く見えます。
それは身体能力の違いが見た目にも表れるからと思います。
そのフィジカルで世界一になってほしいです。