アタシが十八の時 この店はオープンした。
開店二日目 当時の仕事の先輩に始めて連れて行ってもらう。
初めての 赤提灯の味である。
コップ酒と 焼き鳥の焼ける香ばしい匂いがたまらなく 大人の世界に一歩足を踏み入れたと感じた一瞬であった。
その後も足しげく通った。 何しろ安くて旨いのだから当然である。
あれから四十年近い歳月が経とうとしている。
最後に行ったのが昨年の2月だった。
昨年11月頃 前出の初めて連れて行ってくれた先輩から 電話があり 「おい しゅう この前 鳥一のマスターとユニクロであったんだけど 店閉めたそうだよ」との連絡があったのでありました。
なんだか信じられなくてねえ。
アタシの大好きだった 手羽先も 味噌焼き 皮 そして煮込みも もうないんだ!
残念!
しかしどうしようもない こればかりは。
「しゅうさん なじらね!」のマスターの声が今でも耳の奥と脳裏に焼き付いている。
あれから1年たつんですね
過ぎてしまえばあっという間でしたが
その都度辛いことや楽しい事が
40年の思いは何時までもですけれど
焼き鳥・煮込みが食べられなくなるのは寂しいですね
最高の酒の肴がなくなってしまったことは
非常に残念でなりません!
また旨い焼鳥屋を探すことに致します^^;
マスターはまだお元気そのものなんですが
どうも最愛の奥さんの具合が芳しくないようなのです。
本当に寂しい限りですね。
もしかして また営業しているのでしょうか!?
何しろ 常連客が半端なくいましたからね。
ふと 考えてしまいます。