浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

内部抗争“手打ち式”

2005年10月05日 | Weblog
 自治政府の内閣総辞職要求決議採択にまで発展し、与党ファタハの一部の幹部が「内戦だ!」と大騒ぎをしていた、自治政府とハマースの対立の解決を模索するためパレスチナの政治組織すべての指導者が4日、シリアの首都ダマスカスに集まりました。会議は一人の与党指導者の見事な仕切りで終始友好的な雰囲気で行なわれ、「全ての政治組織は内部抗争を避ける」との結論を導き出しました。  その指導者とは、ファルーク・カドウミ . . . 本文を読む