ガザにおける2つの事件を受けて西岸地区のラマッラ(事実上の首都)にある自治政府議会は3日、アッバース大統領とクレイ首相に内閣総辞職を求めるの決議を突きつけました。
議会に出された動議の理由は、クレイ内閣の治安対策への不満ですが、ガザ地区におけるハマースの勢力伸長をなんとかしろとのメッセージです。現況では、ガザのハマースは自治政府警察を武力面では圧倒しています。
解散決議は、賛成43、反対5、 . . . 本文を読む
イスラエルが撤退した後のガザ地区で、自治政府とハマースの関係に緊張が走っています。
事の発端は2日、ハマースの武装戦闘員のグループの進行を自治政府の警察が止め、武器を取り上げようとしたことにあります。小競り合いから銃撃戦になり、警察側に一人の死者と見物人に二人の死者が出ました。
その後、仲間の死に激怒した警察官のグループが議会に突入、自治政府に対して徹底した治安対策を講じるようにと要求しまし . . . 本文を読む