忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

老いの道みんなで渡れば怖くない!?

2022-05-08 | 日々の業

知人は昨年膝の手術をしてからリハビリの為病院に行っていた。その後毎日ウォーキングをしたりジムに行ったりし最近プールに行って鍛えるつもりらしい。自分が思っているほどよくはならない。周りの者は「そんなに焦っても以前のようにはなかなか戻らないから、ゆっくり治していこう」と言う。山が好きで信州やあちこちの山に登っていたから、なおさら自身の足が恨めしいのだろう。

元のようにならないことは本人も分かっているが、周りの人がスタスタ歩く姿をみると悔しい思いがすると言われた。「元気そうに歩いている人だってわからへんよ~年がいったらどこか不自由な処があるものやしなぁ」と話している。

別の友人は中くらいのやかんを持ち上げるときえっ!とびっくりしたそうだ。それまで普通に持っていたやかんが急に重たく感じたと言う。私もその通りのことを先日感じたところだった。いつも行っているリハビリでも利用者の方がかけた布に洗濯ばさみを次々に挟んでいく作業をしておられるのを見て、私もちょっとさせてもらった。結構強い力がいるなぁと感じたが、私の手や指の筋力が衰えてきているのは確かだろう。

こうしてあちこちの筋肉が減りそれに伴った弊害がどんどん出てくる。

老いの道みんなで渡れば怖くない!?   

 


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