忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

成人式の振袖

2013-01-15 | 世の中のこと

昨日は雨の中の成人式となった。関東では雪で大変だったと言うのを今朝の新聞で知った。

「ちょっとでも顔見せてや」と言っておいたので忙しい忙しいと言いながらも新成人の孫がやってきた。

今どきのすごい髪をして・・・「朝 5時半に起きてセットにいったんよ」と。

明るくて 人なつっこい 一番上の孫がもう20歳か~ 孫が20歳まで生きられるなんて考えもしなかったが、とにかくこれからの社会 大変だろうが よーく考えてしっかり歩んでいってほしい旨を便せん4枚に書いて渡した。

心に留めて読んでくれることを願いつつ先日読んだ日野原重明先生の言葉も添えておいた。

 

私の二十歳の時には両親が振袖買おうかと言ってくれたが「そんなんいらんわ」と こともなげに言った。

その時 親の気持ちを推し量ってそう言ったのでもなかったのだが、家が裕福でもなかったので両親はきっと心の中でほっとしていたかもしれない。

着物にも興味がなかったし、派手な振袖を着るのも恥ずかしく感じていたのだが、後になって友人が振袖を着ている写真を見て、ふーんやっぱり着るものやったのかなあ?・・・と心の中で思ったものだった。


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