「感情とはその人が持っている本能的な情動で、つねに自分を中心としている主観です。仏教ではこれを「煩悩」と呼びます。」
「感情というのは、自分の都合のいいように、いいようにと心を誘導するのです。感情の赴くままに行動していたら99.9パーセント間違った選択になります。」
「感情をなくしてしまうことはできません。」
「感情に流されないようにすることはできます。衝動や執着の抑制を学習することで、感情の起伏に捉われない冷静な行動ができるようになっていきます。それが{理性を見につける}ということです」
善悪にも感情が入り込む。
人を殺すことは悪と誰もが考えるが、戦争になれば敵の人を殺す事は善で英雄視扱いされることもある。
「他国から攻められたら、どうしますか?国民の命と平和な暮らしを守るためには、戦争ができるようにする必要があるんです」こんな理屈で、政治家が憲法解釈を変えました。
戦争が出来るようになるということは、人を殺せるようにすることです。
理性で考えたら、こんな理屈は成り立ちません。しかし感情というのは人それぞれですから、感情論だとそこに共感する人もいるのです。
政治家とか権力者は、自分たちの都合のいい社会にしていきたいと考えているときに、こういう感情に訴えるやり方で人の心を動かそうとします。
感情は人の心を誘導しやすく、洗脳しやすいからです。」(もう迷わなくなる最良の選択 アルボムッレ・スマナサーラ著より部分抜粋)
感情についてこれまでじっくり考えたことがなかったような気がした。
「感情」と「理性」なかなか難しいが、やっぱり理性のある人は落ち着いたはるなぁ・・・そやけど見方によってはなんか冷たく感じられる時がある・・・と感じる自分はやはり感情の生きものってことなんやなぁ・・・・
理性で生きる人間になれるよう残された人生がんばろ!と。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます