
中目黒から山手通りを南西に下って目黒清掃工場入り口の信号で左(北西)に入る道。この後、二つの道路を比較するので仮に道路Aとします。
山手通りから恵比寿駅方向に繋ぐ2車線の道路で東急バスも通る2車線の準幹線道路です。
元々は三田用水の下をくぐるように切り通された茶屋坂隧道として作られた道で、現在でも茶屋坂通りの通称名で親しまれています。

その茶屋坂通りで恵比寿ガーデンプレイスに向かっていて、アメリカ橋の200m手前で右に曲がりました。
よくある感じの一方通行の何の変哲もない路地で、こちらを仮に道路Bとします。

国土地理院の地図で見るとこんな場所です。左下から道路Aを登って来て道路Bの路地に入る。
なぜわざわざこんな路地に入って来たのか。
それはこの時、歩きながら見ていたお馴染みのYAMAPの軌跡MAPでなぜか道路の太さがAとBで逆になっていたからです。

青い軌跡が引かれているのでちょっと見にくいのですがそれでもBの白い線がAの線より2倍以上太いことが分かります。なぜ?
道路には国道、都道、区道などの格付けがあるので、地図によっては実際の道路幅と表示が逆転することもあるのですがこの2つの道路では当てはまりません。
目黒区の道路台帳でも見ましたが、道路交通法でも建築基準法的にもAの茶屋坂通りの方が名もない路地より道幅も道路の格も上です。
YAMAPの軌跡MAPは時々こういうことがあります。
GPSで軌跡を取っている地図は国土地理院の標準地図で表示されているのですが、過去の軌跡をすべて表示する軌跡MAPのベースとなるデータがなんか変。

同じ中目黒南で、山手通りを恵比寿と逆に少し行ったところにあるうねうねした道。他の道より明らかに太く表示されています。

二つの道路が交差するところでストリートビューを見るとそんなに違いはありません。地理院の地図でも同じ太さで表示されています。
YAMAPの軌跡MAPの表示されている幅がなんかヘンで不思議だという地図クラスタだけに興味深い話題でした。普通の人にはホントどうでもいいんだろう。
こうやって書いておけば数年後に誰かがその理由を教えてくれるかもしれないので書いておきます。

茶屋坂通りから見る目黒川。この写真は3週間前の写真ですが、たぶん今日もまだこんな風景なんだろうな。
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