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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

大宮競輪場

2018年11月18日 | 建築&土木見物
大宮駅東口から伸びる道路脇に、制服を着た人が、並んでいる人に白い紙を配っているバス停があって近づいてみたら競輪場へ送迎するバスの停留所でした。
配っていたのはレースのリストがプリントされた紙。そう知ってみると並んでいるのもいかにもって感じの暗い色の服を着た60代~70代中心の男性陣。
つい最近スポーツ系のバラエティ番組(ジャンクスポーツ?)で競輪選手養成学校の映像をみたばかりで、少し興味があったのでバス停の列に並んでみました。

競輪場はさっきまでいた大宮公園の中にありました。1940年に中止になった幻の東京オリンピックで使う予定で作られたそうです。

ガランとした客席。自転車のレースってこんなに寂しい雰囲気でやるのか。

テレビで見た傾斜のきついバンクで作業する人たち。ここまで見ても愚かな私はまだこの後にここでレースが始まるものと思って眺めていたのです。

いっしょにバスに乗ってきた人たちはこんなところにいました。
このあたりでようやく本日はここでレースをやっていないこと、レースは取手かどこかでやっていてこの人たちは場外車券売り場に買いに来ているのだと知りました。



屋外のビジョンでレースを見る人たち。専門用語で何か言う人もいますが基本的に静かです。

売店に気のいいお姉さんがいていろいろ教えてくれました。要するに競輪という公営ギャンブルはもう廃れてしまったのでした。

建物の中にも外にも無数の窓口があってかつては全部開いていた時期もあったそうですが。

レースの予定表。大宮でレースが開催されるのは12月に6日間、1月に7日間。1月の大宮記念の時には昔ほどではないにしろそれなりに賑わいを見せるそうです。
一応黒字ではあるものの経営状況は厳しい大宮競輪。やっているうちに一度はレースも見に行こう。

そしてここまで書いてて思い出した。ジャンクスポーツで見たあの若者たちは競輪じゃなくてオートレースだった!
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