大変優れた作品が複数見られた豊作のシーズンでした。

第一回目が珠玉の短編映画のようで冬ドラマの話の時に赤い太文字で叫んでしまった「コントが始まる」。
金子茂樹の脚本で菅田将暉ということで期待が持てず、有村架純が出ているにもかかわらず当初は見る予定がなかった作品。あぶなかった~。
高校時代の友人と10年間お笑いをがんばって来たけど、最後まで芽が出ることがなく夢破れた3人の男子とその周辺の3人の女子の群像劇。
(この宣材写真には芳根京子が映っていませんが芳根京子を加えた6人の物語です)
とにかく脚本が秀逸でした。巧みな構成、脇役の一人一人の多様な個性を描いて丁寧に織り込んでいて、その虚構の世界に引きずり込まれました。
最終回まで全話で作品のレベルをキープしたところがえらかった。2年ぶりに★5つの作品でした。金子茂樹かー。「俺の話は長い」も見れば良かったか。

「大豆田とわ子と三人の元夫」。坂本裕二+松たか子に松田龍平なのでカルテットの続編みたいな感じ。筋書きは無関係ですが空気感が。
生活の中でちょくちょくある喉に小骨が一瞬刺さったような小さなあるあるを集めてばら撒くようなスタイルの集大成的な脚本。
面白かったです。★4グループに追加。美味しい給食でクラスメイトにパンをあげる中学生だった豊嶋花が出ていてうれしい。

「今ここにある危機とぼくの好感度について」。滅多に出てこない渡辺あや脚本なので絶対に見る。
2014年の「ワンダーウォール」が京都大学の老朽化した学生寮の話でしたが、今回も大学組織の裏表のような題材でした。どうして大学にそんなにこだわりが?
松坂桃李が日和見なダメ男役を好演。今期はもう一本松坂桃李主演がもう一つあって、こっちもぐずぐずな役でした。
ヒーローもの上がりのくせにダメ役俳優として確立されていて、確かに必要な役者ではあるなと評価が上がりました。

「あのとき、キスしておけば」。うちではほとんど縁のなかったベテラン大石静。「天国と地獄」に続いてまさかの二期連続で入れ替わりもの。
麻生久美子が見たいというだけで見始めたけど、めちゃくちゃ面白かったです。以下、ネタバレ書くから見てない人は知らないよ。
突然の飛行機事故で二人が入れ替わるが、片方の意識だけ覚醒していてもう片方がいない、というのは珍しい。この設定で前半のストーリーがシンプルにできました。
後半は一つの体に二人の人格が交互に現れる。そして入れ替わった意識がだんだんと消えていくというのは、アルジャーノンへのオマージュか。
急展開のドラマで先が全く読めないというのはドラマの醍醐味です。面白いし麻生久美子も出てるし言う事ありません。

「半径5メートル」。コントが始まるでも大活躍の芳根京子と永作博美、舞台が女性週刊誌の編集部、ということで視聴を決めたドラマ。
芳根京子は「べっぴんさん」ではキャラクターが活かされず印象薄かったですが、その後のコメディ、ボケキャラ系で人格確率。
「チャンネルはそのまま」「コタキ兄弟」「コントが始まる」で我が家での地位を不動のものとしました。
よくある社会派ドラマですが、理想と現実の匙加減よく最後まで楽しく見ました。最後、毎熊と別れないとダメだったかなあ。そこだけ疑問。

朝ドラのモネが始まる前に清原果耶を知らない人にその力を見せつけておこうと三日間でまとめて再放送されたのを見ました。
産婦人科舞台で命を見つめる話なので本放送の時にははっきりと見るのを避けたことを覚えています。
マンガ原作で 安達奈緒子脚本。たくさんの賞をとった評価の高いドラマです。重かったけど見ておいて良かった。
ということで★5つを含む面白かった新作5本と旧作ひとつ。充実したシーズンでした。
これに加えてドラマとアニメの「ゆるキャン△2」、エスケンさんお勧めのアニメ「スーパーカブ」も楽しく見ました。
ダメだったやつ。「高嶺のハナ子さん」「生きるとか死ぬとか父親とか」「恋はDeepに」

第一回目が珠玉の短編映画のようで冬ドラマの話の時に赤い太文字で叫んでしまった「コントが始まる」。
金子茂樹の脚本で菅田将暉ということで期待が持てず、有村架純が出ているにもかかわらず当初は見る予定がなかった作品。あぶなかった~。
高校時代の友人と10年間お笑いをがんばって来たけど、最後まで芽が出ることがなく夢破れた3人の男子とその周辺の3人の女子の群像劇。
(この宣材写真には芳根京子が映っていませんが芳根京子を加えた6人の物語です)
とにかく脚本が秀逸でした。巧みな構成、脇役の一人一人の多様な個性を描いて丁寧に織り込んでいて、その虚構の世界に引きずり込まれました。
最終回まで全話で作品のレベルをキープしたところがえらかった。2年ぶりに★5つの作品でした。金子茂樹かー。「俺の話は長い」も見れば良かったか。

「大豆田とわ子と三人の元夫」。坂本裕二+松たか子に松田龍平なのでカルテットの続編みたいな感じ。筋書きは無関係ですが空気感が。
生活の中でちょくちょくある喉に小骨が一瞬刺さったような小さなあるあるを集めてばら撒くようなスタイルの集大成的な脚本。
面白かったです。★4グループに追加。美味しい給食でクラスメイトにパンをあげる中学生だった豊嶋花が出ていてうれしい。

「今ここにある危機とぼくの好感度について」。滅多に出てこない渡辺あや脚本なので絶対に見る。
2014年の「ワンダーウォール」が京都大学の老朽化した学生寮の話でしたが、今回も大学組織の裏表のような題材でした。どうして大学にそんなにこだわりが?
松坂桃李が日和見なダメ男役を好演。今期はもう一本松坂桃李主演がもう一つあって、こっちもぐずぐずな役でした。
ヒーローもの上がりのくせにダメ役俳優として確立されていて、確かに必要な役者ではあるなと評価が上がりました。

「あのとき、キスしておけば」。うちではほとんど縁のなかったベテラン大石静。「天国と地獄」に続いてまさかの二期連続で入れ替わりもの。
麻生久美子が見たいというだけで見始めたけど、めちゃくちゃ面白かったです。以下、ネタバレ書くから見てない人は知らないよ。
突然の飛行機事故で二人が入れ替わるが、片方の意識だけ覚醒していてもう片方がいない、というのは珍しい。この設定で前半のストーリーがシンプルにできました。
後半は一つの体に二人の人格が交互に現れる。そして入れ替わった意識がだんだんと消えていくというのは、アルジャーノンへのオマージュか。
急展開のドラマで先が全く読めないというのはドラマの醍醐味です。面白いし麻生久美子も出てるし言う事ありません。

「半径5メートル」。コントが始まるでも大活躍の芳根京子と永作博美、舞台が女性週刊誌の編集部、ということで視聴を決めたドラマ。
芳根京子は「べっぴんさん」ではキャラクターが活かされず印象薄かったですが、その後のコメディ、ボケキャラ系で人格確率。
「チャンネルはそのまま」「コタキ兄弟」「コントが始まる」で我が家での地位を不動のものとしました。
よくある社会派ドラマですが、理想と現実の匙加減よく最後まで楽しく見ました。最後、毎熊と別れないとダメだったかなあ。そこだけ疑問。

朝ドラのモネが始まる前に清原果耶を知らない人にその力を見せつけておこうと三日間でまとめて再放送されたのを見ました。
産婦人科舞台で命を見つめる話なので本放送の時にははっきりと見るのを避けたことを覚えています。
マンガ原作で 安達奈緒子脚本。たくさんの賞をとった評価の高いドラマです。重かったけど見ておいて良かった。
ということで★5つを含む面白かった新作5本と旧作ひとつ。充実したシーズンでした。
これに加えてドラマとアニメの「ゆるキャン△2」、エスケンさんお勧めのアニメ「スーパーカブ」も楽しく見ました。
ダメだったやつ。「高嶺のハナ子さん」「生きるとか死ぬとか父親とか」「恋はDeepに」
なんだか、それはそれですがすがしいなぁ。
見終わってから、「俺の話は…」と同じ脚本家だったことがわかり、なるほどと納得しました。
今季、私が見たのは、あとは「ドラゴン桜」だけでしたが、これも良かったです。冒頭は??な始まりでしたが、どんどん良くなり、ラストの阿部ちゃんのセリフには「ジーンとくる」物が多かったです。(^_^*)
そして、なんと、このドラマ、ロケ地がウチの近く。(๑˃̵ᴗ˂̵) ドラマが始まる前から、隣町での目撃情報が多数あり、始まってみたら、「あ、あれはあそこだ…。」とか、場所をチェックする楽しみもありました。
更に、最終回のオンエア時には気付かなかったのですが、友人からの指摘で、合格発表のシーンで使われたのは、「私の母校の大学では?」とのこと。(^^; そこで、録画してあったのを再度チェックしてみると、まさに母校の大学でしたね。
ところで、芳根京子ちゃんは、朝ドラでは「気の毒な」感じでしたが、私が彼女を注目することになったドラマは、「高校の合唱部」の物語でした。(^-^) とても新鮮な感じで、「この子誰?」と、思ったものです。その後、すぐに朝ドラヒロインに選ばれました。
清原伽耶ちゃんは、この「透明なゆりかご」で知りました。透明感のある存在感と言うか、そういうのに感心して、調べてみたら、将棋がテーマの映画「3月のライオン」に、重要な役で出てましたネ。(^_^) そして、朝ドラ「なつぞら」にも、広瀬すずちゃんの「生き別れた妹」役で出ていた…。
「モネ」の、今後の展開も楽しみですね。^_−☆
あまり同じドラマを見るような気がしないので。
若くなくても周囲の知人でまともにテレビドラマを楽しんでいる人は少なくて残念な気持ちがします。
忙しい中で時間をかけて見てもほとんどは箸にも棒にも掛からない物が多いので見ない人の気持ちも分かるんですが。
だからこそたまに来る名作をちゃんと見られた時の満足度が高いのだろうと思っています。
そして同じドラマを楽しんだ人がいると同志よ!と親近感が強まります。
「コントが始まる」、なんて奥が深いのでしょう。
タイトルと菅田将暉で見る気が起きなかったけど、ちょっと神木隆之介を見てみようかなと思って見てみてほんと良かったです。☆5つに同意!
大豆田とわ子は、もう、オダギリジョーにすべて持ってかれました。いやー、とっても良かったです、オダギリジョー!
結局、何も変わらない関係と毎日が続いていくけど、中身はちょっと成長した大人たち。
最終回では、人って自分ではどうすることもできないことで作られている部分ってあるのかも、ということを感じました。
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の再放送も見ていて(リアルタイムでは見てなかったので)、同じように感じました。
「あのキス」も深かったですねー。井浦新が突然マサオさんに変わるところとか、かにかま先生にしか見えなくなるとことか、ほんとすごかった。
俳優さんってすごいなぁ。
夏ドラマは今のところ見るものが見当たらなくて、残念な気持ちです。
春は毎日忙しかったなー。
浅香航大はマクベスの3人との格差を見せるためだけの存在であれっきりかと思っていたのに、作者は脇役の彼も同じ時代を共に生きる一人として描きました。
金子茂樹、、おそろしい子と一番思ったシーンでした。
オダジョーほんとにすごかったですね。
会議室で冷徹に退陣を迫った翌朝にあの笑顔でラジオ体操に来て、見る物の背中をぞわぞわさせる。
オダジョーの使い方としてこれほど正しいことはありません。
「いつ恋」今やってるんだ!
もう今、あれを見返す気力・体力は私には残っていないかも。
タイトルを見ただけで、あれを見ていた時の心の痛みだけがじんわりと蘇ってきます。
夏ドラはどうしようもないみたいですね。
仕方ないのでAmazonプライムで時効警察(見てなかったんです)と坂の上の雲を見返している所です。
時効警察、若きカニカマ先生とオダジョーが共演なんですね。
ほんといいドラマだった。
同じ年頃の自分になって見続けました。
この歳になってもキュンとする自分を褒めたい。
最終回、終わっちゃうと思うと寂しかった。
他に見たのは「ドラゴン桜」
こちらも良かったです。
前回の生徒たちが立派な大人になっていて月日の流れを感じるのに
阿部寛さんは全然変わってなくて感心します。
最終回になる前にブログで褒めたたえるドラマって、それほど多くないです。
褒めたたえたのに後半に行くにしたがって名作から普通に格下げするものも多い。
コントは最後までテンション保ってて立派でしたよ。Blu-rayに焼いておいて10年後に見返そう。
こっちもドラゴン桜ですか。
2005年の見てないからどうしようもなかったんですが、長澤まさみとガッキーが出てるなら見ておくべきだったか。
そのうちparaviでシーズン1でも見てみるかな。