
銀座から築地を過ぎて東京湾に向かって最初に渡るのが勝鬨橋。
来年の春まで長寿命化のための工事中です。橋の修繕は度々見かけますがここまで完全に板で囲い込んでの作業は初めて見ました。ちょっと梱包アートっぽい。

晴海通りは晴海ふ頭の中央で左折します。真っすぐ行けば良いのになぜ?と思いましたが2006年に目の前に見える晴海大橋ができるまで真っすぐ行く道はなかったのでした。
それ以前に1960年代に埋め立てで豊洲埠頭ができるまで直進しても海しかありません。不合理に見える道にもすべて理由がありました。

直進して有明通りと道路通称が変わります。晴海大橋は全長580m。海面から24mの高さまで上がるのでなかなか骨が折れます。

最長点で記念写真。30km以上走る日はクロスバイクよりBromptonの方が楽です。

広くてきれいな豊洲六丁目公園と散歩する幼稚園児立ち。海の中の「孤島」のような場所ですが、後に4本あるタワマンだけで相当数の子供が暮らしています。

豊洲から有明に渡って有明アリーナ。東京オリンピックのバレーボールと車椅子バスケットの会場になりました。久米設計+竹中工務店。

有明通りを挟んで反対側には有明GYM-EX(ジメックス)。オリンピックの体操競技会場として建てられたものを展示場として再整備した物です。日建設計+清水建設。
どちらも日本の建築技術を注ぎ込んだ美しい建物ではありますが、わずか数週間のお祭りのために巨額の税金を使ったと考えると心寒い思いがします。

湾岸道路に接続するジャンクション。

ジャンクションの先に東京広域防災公園がありました。本部棟、通信塔全体が免震装置の上にあります。
それにしてもこんな海っぺりの埋め立て地に防災拠点ってどうなんだろうと思いますが、海抜が7mあるので大丈夫ということになっているんだそうです。

ビッグサイト前を通り過ぎて有明埠頭を西へ。

待ち合わせをここにすると間違えて青梅に行ってしまう人が絶えないという青海駅。

西の端には国際クルーズターミナルと船の科学館。去年、品川からレインボーブリッジを渡ってこの辺りに来た時の軌跡と繋がりました。

鹿島建設が設計・施工したフジテレビの湾岸スタジオ。

豊洲大橋からの眺め。帰りは環状2号線で。行きに使った晴海通り+有明通りのすぐ近くに平行にあるのが不思議な気がしましたが、有事の際の予備的存在かも知れません。

晴海国際展示場の跡地に作られた中央清掃工場。1959年から1987年まで東京モーターショーはこの場所で開催されていました。

築地大橋を渡って陸地に帰還。

2022年12月にこの先の築地トンネルが開通したことで環状2号線が全線開通となりました。
環二なんて数年前まで一般に使われることのない言葉でしたが、全線開通となったことで最近では道路標識でもやたらと目にする機会が増えました。

本日のコース。環状二号線はこれで終了。有明通りも短いのでこれで終了。晴海通りは矢印の先の部分が残りました。

着実に進む都道塗り潰し。「歩くところがなくなってきた」でこの地図を作ったおかげでモチベーションが少し上がりました。
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