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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

代々木公園 今昔

2013年10月22日 | TOKIO散歩
現在の代々木公園に至る変遷を空中写真でまとめてみます。

1936年(昭和11年)6月11日
明治42年にできた陸軍の練兵場の姿がそのままです。この年に二・二六事件勃発。


1947年(昭和22年) 11月28日
第2次世界大戦が終わり日本は占領下。ワシントンハイツと呼ばれる米軍の兵舎・家族用居住宿舎が並んでいます。


1956年(昭和31年)3月10日
1952年にサンフランシスコ講和条約に調印した日本は主権を回復。ワシントンハイツは北西部にも集合住宅を増築しています。


1963年(昭和38年)6月26日
翌年の東京オリンピックに向けて現在の第一、第二体育館がある南東部の住宅がなくなり建設工事が行われています。
ワシントンハイツは1964年に返還されその建物を利用してオリンピック選手村となります。


1966年(昭和41年)6月29日
オリンピックが終わり体育館の西側の土地も更地に。その南のNHK放送センターも徐々に形ができつつあります。


1971年(昭和46年)4月25日
代々木公園の開園は1967年(昭和42年)。この航空写真はその4年後ですがまだ樹木はほとんど成長していません。


1975年(昭和50年)12月1日
ようやく航空写真がカラーになりました。北東部の団地のような建物がよく見えます。この頃公園にはまだ噴水の池はなかったんですね。


1984年(昭和54年)10月31日
10年経っても1975年と特に変わりはないのですが、木々がかなり繁ってきました。まだ噴水池ないのか~。


1992年(平成4年)10月22日
北西部の建物が減りました。青少年総合センターの建設が始まっているようです。


これらの写真は昨日だみあんさんが教えてくれた国土地理院の空中写真閲覧サービスで拾ったものですが90年以降はいい写真がありません。
撮影の高度も高くなってしまって一枚の写真の範囲がすごく広い。だもんで解像度もよろしくない。
実際には精度の高い衛星写真がどこかにわんさかあるんでしょうが、それはこのサイトではないんですね。
ということで最後に今手に入る一番きれいな航空写真、Google Mapの代々木公園と青少年総合センターです。


自分の歴史と照らし合わせながら写真を見ていました。
1975年ごろなんてけっこう遊びに行ってるはずですが、あんなに木のない原っぱだったかなあ。
今とはかなり違う風景のはずですが目を瞑っても風景を思い出すことはできません。
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2 コメント

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Unknown (めろんママ)
2013-10-22 23:33:25
また東京でオリンピックになって
変わっていくのでしょうね
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めろんママさん (B)
2013-10-23 08:07:42
そうだね。
今度は海に近いところ中心でやるみたいなんで
都心部にはそれほど影響はなさそうですが
外苑はどうなっちゃうのかな。
あの自転車のヘルメットみたいな競技場はどうなるのかな。
返信する

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