
ドーミーイン富山の朝食。ビジネスホテルではありますが朝食のバイキングに白えびごはん、鱒寿しなど地元の名産や名物がたくさん取り込まれるのがよき。

チェックアウトしてホテルから5分ちょっとの場所にあるTOYAMAキラリの外観を下見。今回の富山行きの主要な目的の一つです。実際に訪問するのは7時間後に。

富山市の北側を走る富山軌道線で富山駅へ。現在日本には路面電車が18路線ありますが今回の富山旅行で3つも乗れました。

富山駅で降りて予約していた水上バスのチケットを受け取ってから富山運河環水公園に向かいます。

公園の入り口にあるとやま自遊館。ホテル、ホール、研修施設などの複合施設。1996年完成。山下設計。やや古いですがとても場所が良いので宿泊地の候補にはなります。

とやま自遊館と広場を挟んで向かい合う富山市総合体育館。同じく山下設計で1999年。この後紹介する環水公園と合わせて、運河の船溜まり一帯を再整備したもの。

とやま自遊館と富山市総合体育館に挟まれた参道のような場所を歩いて行くとその奥にこんな風景が開けます。この時期は夜間イルミネーションをやっているようです。

池の右側を進んでいくと「世界一美しいスターバックス」と呼ばれるスターバックス。同社の2008年のストアデザイン賞で最優秀となったそうでそれは素晴らしいことです。
ただ、毎年別の店も選ばれている訳ですから「世界一美しい」という言い換えはちょっと首をひねります。「1位になったことがあるスタバ」が正しい。

とても素敵なスタバですが、優れているのはストアデザイン以上に運河に面したこの場所の魅力でしょう。

公園のシンボル、天文橋の下。向こうに見える天使の羽のウォールアートの前で映える写真を撮るのが人気です。

天文橋のたもとの本のタワーは高さ20mの展望塔になっています。

展望塔から北を見るとそこに北アルプスの山々。白馬、五竜、剣、立山、、、。私にはどれがどれだか分かりませんが百名山制覇を目指す山友たちの憧れが並んでいます。

運河の方に目を転じると水上ラインの乗降場所の向こうに富山美術館が見えています。これからトラムで海まで行って帰りは水上バスでここに戻る計画です。

美しい秋の公園。

環水公園の船溜まりは二つの閘門で周囲の川と接続されています。こちらは神通川と富岩運河の間に流れるいたち川とを繋ぐ牛島閘門。現在でも使用可能な状態に復元されています。

上下とも珍しい木製のマイタゲート(合掌式ゲート)。先日東浦和で見た見沼通船堀の閘門と比べるとかなり近代的です。復元前の閘門は昭和9年に作られました。
まだ公園のすべてを見たわけではありませんが、後ろ髪を引かれつつトラムの駅に向かいます。
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