
広徳寺を出て蛇行する秋川周辺の住宅地を歩きます。住宅地と言っても畑と半々くらいですが、山が近いのに明るくていい街です。
喜正という日本酒の酒蔵がありました。野崎酒造さん。主に地元で消費されているようです。今度探して飲んでみよう。

秋川の塔の家。青山の塔の家より狭い。敷地がそもそも県道わきの超傾斜地のとっかかり。人が住むところなのか隣の駐車場の事務所なのか。

近くに城山という低山があるようなので登ってみることにしました。他にも登山に来た人がちらほらと。

登山口は光厳寺。 ネットでは東京都三大巨樹の一つであると言われている山桜があります。三大巨樹の残り二つが何なのかは不明。三大ナントカってそういうもんです。

城山山頂(急坂)という立て札がありますが本当に急でした。最後はチェーンがあっても良さそうな大岩をよじ登って山頂です。

快なり!と草彅剛の声で3回叫びたくなるような開けた景色の山頂でした。来てよかった~。城山という名でわかるようにここには戸倉城がありました。

あきる野市は市のほぼ全部が秋川の流域。秋川市と五日市町が合併し市名を決める際に「秋留」「阿伎留」意見がで二分したので「あきる野」と仮名表記になったらしい。

東から登って西に下山していきます。こちらのルートはそれほどきつくない。余湖君の戸倉城レポートが同じルートですが登りはやはりかなり苦労した様子です。
2本ほど大きな鉄塔の下を登山道が通ります。

山を下りて県道の十里木バス停を過ぎればもうすぐに秋川の渓谷です。石舟橋は秋川渓谷の代名詞。

形式としては吊り橋なんですが主塔も見えている吊りワイヤーもない。路面の中に入っているんだと思いますが見ての通りコンクリートで固まっている。
相当の重量があるはずですが、両端に大掛かりなアンカーも見えない。風や荷重で路面が相当変形しそうなのになんか不思議な感じでした。

そんな固い話を置いておけば橋から見える渓谷はとてもきれいです。

橋を渡った先に待っているのは瀬音の湯。大きい。新しい。きれい。立派。

お風呂もきれいでお湯がとろとろしてて気持ちよかったです。風呂上りには庭を見渡すデッキの寝椅子がお勧め。お風呂入らなければここは無料で使えます。

奥の食堂で注文を済ませてからビールだけ持ってテラス席に戻りました。

ごはんもめっちゃ美味しい。宿泊もできる様だし、瀬音の湯はかなりポイント高かったです。

帰りはバスで武蔵五日市迄。15分くらいであっという間です。武蔵五日市駅は五日市線の終端なのでホーム先に線路はありません。
あきる野市、檜原市は今までまったく縁がありませんでしたが、見どころやお風呂もいろいろありそうですね。
今度、ここのコテージに泊まってみようと計画中です。
宿泊も面白そう。はやく実現してレポートして。