過去のいろんな散歩でちょいちょい多摩川の土手を歩いていますが、「多摩川を往く」というタイトルを使ったことはありませんでした。
目黒通りや中原街道などの散歩の最後に、家に帰るために駅まで歩く道すがら多摩川を見ながら歩くという感じ。
現時点で軌跡が残っているのは大田区の多摩川浅間神社から調布市までの15km分だけだったので、残りの分をこれから少しずつ塗り足していきます。

ということでスタートは多摩川原橋に近い南武線矢野口駅から。南武線なんて生まれて初めてではないでしょうか。
登戸から乗車して矢野口駅で降りた瞬間にこのコンクリートのアーチ橋を見て、かつてこの場所に来たことがあると知りました。

2019年12月に撮影した写真です。「多摩美に多摩美はない。」の時によみうりランドから歩いて来てこの橋の下を通過しながら写真を撮ったあの橋でした。
すごく独特のデザインと言うか、たかだか線路を2本通すだけの橋をどうしてこれほどゴリゴリにコンクリートで固めたのか不思議です。でもかっこいい。

2度目の多摩川原橋で多摩川左岸に渡ります。左側の連アーチは多摩川原水道橋。境浄水場から多摩ニュータウン方面に水を送っています。
去年の秋に和歌山で崩落した六十谷水管橋とにていますがこちらは鉄骨の橋桁ありです。これが落ちたらその影響は和歌山の比ではないでしょう。

多摩川サイクリングロードを歩きだしてすぐに府中市に入ります。府中市では「多摩川かぜのみち」という名称で独自の管理をしています。
歩行者は右側通行。自転車は中心部分を対面すれ違いというルール。

「名称不明」の川の水門。川の名前を調べる地図のような専門性の高いサイトでも不明。名前のない川ってたくさんあります。

稲城大橋。よみうりランド、多摩ニュータウン方面の人が中央高速に乗るにはこの橋の先の稲城インターを使います。かつては有料道路でしたが2010年に開放。今は人や自転車もOK。

北多摩1号水再生センター横通過。水槽の上が公園になっていますが多摩川からは直接は入れません。

是政橋。府中街道が多摩川を渡る橋。

すぐ先に南武線の鉄橋もありました。川崎から多摩川に沿って南側を走って来て、ここで多摩川を越えてこの後は北西に立川まで行くようです。
私もここらで多摩川を離れて少し先にある府中市郷土の森に向かいます。

府中には美術館や音楽ホールを備えた府中の森公園というのが別にあってややこしいんですが、こちらはそれとは別の府中郷土の森公園。
東半分が体育館、グランドなどが広がる公開エリアで、西側半分は有料の郷土の森博物館になっています。
大きな博物館棟と広い庭園、10棟の復元された古い建物もあって300円の入場料では申し訳ないくらい見どころがある公園です。

ちょうどあじさい祭りが開催中で平日なのに賑わっていました。

アナベル(セイヨウアジサイ)に囲まれた芝生の広場。

明治中期の蔵造りの店。

大正10年に建てられた旧府中市役所の窓からもアジサイ。

古い建物委が恁麼石器時代の敷石住居跡やまいまいず井戸まで再現されています。

博物館本館。今まで見て来たこの手の郷土資料館的なものの中ではかなり大きい方です。プラネタリウムも併設。

エントランスロビー。

最初にくらやみ祭りとして知られる大國魂神社の例大祭の映像を鑑賞。すごくできのいい展示でした。本物のお祭りも一度見てみたいものです。

2014年にリニューアルされた展示はすごく見やすくて面白い。

奈良時代の始めに武蔵野国の国府が置かれ、江戸幕府が開かれるまで東国の政治的中心地だった府中市の特別感をたっぷり味わえる展示となっています。
最大級のジオラマもすごいし、自動的にスポットライトが当たってその場所の説明が正面のスクリーンに映されるという仕掛けもとても良い。

大國魂神社とそこに続く馬場大門のケヤキ並木。東西に連なる甲州街道沿いの賑わい。
鎌倉時代にも重要さは以前にも増して、展示の中に鎌倉殿の13人の登場人物がごろごろ出てきます。鎌倉時代が舞台の大河やってくれて本当に助かった。

本やネットで見るよりも博物館で見た方が分かりやすいことあります。鎌倉幕府を滅亡に導く「分倍河原の戦い」のこともここで初めて知りました。
分倍河原駅前ロータリーにある武将が鎌倉幕府を倒すために挙兵した新田義貞だということを知ったのもついさきほど。

本日の塗り足し分。
目黒通りや中原街道などの散歩の最後に、家に帰るために駅まで歩く道すがら多摩川を見ながら歩くという感じ。
現時点で軌跡が残っているのは大田区の多摩川浅間神社から調布市までの15km分だけだったので、残りの分をこれから少しずつ塗り足していきます。

ということでスタートは多摩川原橋に近い南武線矢野口駅から。南武線なんて生まれて初めてではないでしょうか。
登戸から乗車して矢野口駅で降りた瞬間にこのコンクリートのアーチ橋を見て、かつてこの場所に来たことがあると知りました。

2019年12月に撮影した写真です。「多摩美に多摩美はない。」の時によみうりランドから歩いて来てこの橋の下を通過しながら写真を撮ったあの橋でした。
すごく独特のデザインと言うか、たかだか線路を2本通すだけの橋をどうしてこれほどゴリゴリにコンクリートで固めたのか不思議です。でもかっこいい。

2度目の多摩川原橋で多摩川左岸に渡ります。左側の連アーチは多摩川原水道橋。境浄水場から多摩ニュータウン方面に水を送っています。
去年の秋に和歌山で崩落した六十谷水管橋とにていますがこちらは鉄骨の橋桁ありです。これが落ちたらその影響は和歌山の比ではないでしょう。

多摩川サイクリングロードを歩きだしてすぐに府中市に入ります。府中市では「多摩川かぜのみち」という名称で独自の管理をしています。
歩行者は右側通行。自転車は中心部分を対面すれ違いというルール。

「名称不明」の川の水門。川の名前を調べる地図のような専門性の高いサイトでも不明。名前のない川ってたくさんあります。

稲城大橋。よみうりランド、多摩ニュータウン方面の人が中央高速に乗るにはこの橋の先の稲城インターを使います。かつては有料道路でしたが2010年に開放。今は人や自転車もOK。

北多摩1号水再生センター横通過。水槽の上が公園になっていますが多摩川からは直接は入れません。

是政橋。府中街道が多摩川を渡る橋。

すぐ先に南武線の鉄橋もありました。川崎から多摩川に沿って南側を走って来て、ここで多摩川を越えてこの後は北西に立川まで行くようです。
私もここらで多摩川を離れて少し先にある府中市郷土の森に向かいます。

府中には美術館や音楽ホールを備えた府中の森公園というのが別にあってややこしいんですが、こちらはそれとは別の府中郷土の森公園。
東半分が体育館、グランドなどが広がる公開エリアで、西側半分は有料の郷土の森博物館になっています。
大きな博物館棟と広い庭園、10棟の復元された古い建物もあって300円の入場料では申し訳ないくらい見どころがある公園です。

ちょうどあじさい祭りが開催中で平日なのに賑わっていました。

アナベル(セイヨウアジサイ)に囲まれた芝生の広場。

明治中期の蔵造りの店。

大正10年に建てられた旧府中市役所の窓からもアジサイ。

古い建物委が恁麼石器時代の敷石住居跡やまいまいず井戸まで再現されています。

博物館本館。今まで見て来たこの手の郷土資料館的なものの中ではかなり大きい方です。プラネタリウムも併設。

エントランスロビー。

最初にくらやみ祭りとして知られる大國魂神社の例大祭の映像を鑑賞。すごくできのいい展示でした。本物のお祭りも一度見てみたいものです。

2014年にリニューアルされた展示はすごく見やすくて面白い。

奈良時代の始めに武蔵野国の国府が置かれ、江戸幕府が開かれるまで東国の政治的中心地だった府中市の特別感をたっぷり味わえる展示となっています。
最大級のジオラマもすごいし、自動的にスポットライトが当たってその場所の説明が正面のスクリーンに映されるという仕掛けもとても良い。

大國魂神社とそこに続く馬場大門のケヤキ並木。東西に連なる甲州街道沿いの賑わい。
鎌倉時代にも重要さは以前にも増して、展示の中に鎌倉殿の13人の登場人物がごろごろ出てきます。鎌倉時代が舞台の大河やってくれて本当に助かった。

本やネットで見るよりも博物館で見た方が分かりやすいことあります。鎌倉幕府を滅亡に導く「分倍河原の戦い」のこともここで初めて知りました。
分倍河原駅前ロータリーにある武将が鎌倉幕府を倒すために挙兵した新田義貞だということを知ったのもついさきほど。

本日の塗り足し分。
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