読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

打撲

2021-07-12 07:40:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
気温と湿度が高いとマスクで歩くのが困難になります。しっかり注意しながら、歩き氷冷しましょう♪

友人が腰を強打しということで、今回は『打撲』についてです。

打撲とは、「打ち身」とも呼ばれ、転倒して物にぶつかったり、人と衝突したりした際に発生するケガのことです。ラグビーや格闘技などコンタクト系のスポーツは、接触や衝突の機会が多く打撲のリスクが高くなります。

皮膚の表面には傷口がなく、皮下組織や筋肉などを損傷している状態です。ちなみに、筋肉に損傷を負っている場合を「挫傷」と呼びます。

多くの場合、時間の経過とともに自然に回復しますが、強くぶつけた場合や打ちどころが悪かった場合などは「骨折」している場合もあります。

打撲は、受傷直後は痛みを感じにくいという特徴があり、しばらくたつと痛みを感じることがあります。そのため、あとから痛みにより打撲に気づく場合もあります。

打撲した部分やその周辺に炎症を起こして、熱を持ったように熱くなります。また、打撲した場所を中心に、ボコッと腫れ上がることがあります。腫れは一週間程度続くこともあります。

打撲をした場所の皮下の毛細血管が傷つけられると、内出血を起こし、ぶつけた部分やその周囲が青紫色に変化します。これが“あおたん”です。

頭部を打撲した場合、いわゆる「たんこぶ(皮下血腫)」ができることもあります。さらに、頭部や腹部などを打撲した場合は、脳や内臓を損傷している可能性があります。

意識障害のみられる場合や、激しい痛みが持続する場合は、もちろん要注意ですが、注目ポイントはそれだけではありません。

打撲というのは、外力によって発生します。その時重要なのは、ぶつけたその部分だけでなく、ぶつけた部分の近位関節なのです。例えば、上腕の中央部分をぶつけたなら、肘関節と肩関節がズレます。膝を床に強打したら、膝関節だけでなく股関節も上方へズレます。

イメージしてください。3つ連なっている棒があったとして、中央の棒を殴れば、繋がっている部分も確実に動くのです。そうやって物理的に考えれば、当然のことなのですが、打撲はこれを見逃しがちです。

ぶつけた場所にしか注目しませんが、損傷部分はそれだけではないのです。どの方向から、どのくらいの強さの、どういう外力で、ぶつけたかで、関節のズレ方は大きく異なります。

関節がズレると正常ではなくなるので、可動域も変わりますし、動かしにくくなったり、不具合が起こります。しかし、全く動けなくなるわけではないので、「ケガをしたし、こんなもんだろう…」と放置しがちなのです。

ある程度のズレであれば、自己回復できますが、ズレたまま、今度はそのズレを補って動かないように固めたり、新たに他の関節をズラしたり、水泡やコブや骨を作ったりと、体が変な自己修復をすると、さらに厄介なことになります。

レントゲンを撮って、「骨に異常ありません。」と言われたから安心…というわけではないのです。レントゲンには写らない関節のズレまできちんと治して、やっと安心できるのです。

まず最初に行うことは、『氷冷』です。ぶつけた部分と近位関節、土台である骨盤も含め、こまめに氷冷しましょう。

外力が関わってくると、歩行すればいいというわけにもいきません。症状によって、歩いたほうが良い場合と、ひとまず歩かないほうが良い場合があるからです。自己判断が難しいので、基本無理をしないのが一番です。痛みや腫れがきちんとひいてから、少しずつ歩いてみてください。


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