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『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

コーヒーと貧血

2023-07-08 07:02:20 | 日記
女性の8割は貧血だと言ってよいほど、貧血体質です。そんな貧血は、普段飲むコーヒーとも関係があります。

コーヒーを飲み過ぎると貧血になることがあります。貧血の原因は、コーヒーに含まれる「タンニン」です。

タンニンとはポリフェノールの1種だそうです。強い抗酸化作用があるため、適度に摂取すれば生活習慣病の予防・改善に役立ちます。

さらにタンニンには、美白効果や肌の引き締め効果といった美容効果も期待できますが、実は、鉄分の吸収を阻害する作用もあります。

鉄分は、全身に酸素を運ぶ「ヘモグロビン」の原料です。肺で酸素を受け取り、血液に乗って全身を循環しながら各細胞に酸素を配っています。

各細胞で排出された二酸化炭素を肺に運ぶのも、ヘモグロビンの重要な役割です。つまり全身の細胞が呼吸するにはヘモグロビンが必要です。

しかし原料である鉄分が不足すると、新しいヘモグロビンも作られにくくなります。ヘモグロビン不足は体内の酸素運搬に支障をきたします。

簡単にいえば全身の細胞が酸欠になるため、いわゆる「貧血」に陥るわけです。

コーヒーに含まれるタンニンは、鉄と結合しやすい性質があります。タンニンと結合した鉄分は「タンニン鉄」と呼ばれ、水分(血液)に溶けにくくなりま。血液に溶けにくい成分は、腸に入っても吸収されません。

腸で吸収されない成分は、排泄物としてそのまま排出されます。いくら鉄分を摂取しても、タンニンと結合してしまうと、吸収されないというわけです。

タンニンを含む食品としてはコーヒーが代表的です。その他、タンニンは紅茶・緑茶・ウーロン茶・ワインなどにも含まれます。

一般的には、1日にコーヒーを3杯以上飲むと飲み過ぎに該当し、1日1〜2杯程度であれば、大きな問題はないそうです。

また、コーヒーは飲み方を工夫すると、貧血のリスクを下げられるといいます。

コーヒーが貧血を招くのは、コーヒー中のタンニンが鉄分の吸収を阻害するためです。そのため鉄分を効率よく摂取するには、タンニンとの同時摂取を避けることが大切です。

具体的には、食前・食後にコーヒーを飲まないこちです。食事直後にコーヒーを飲むと、摂取した鉄分とタンニンが結びつき、貧血のリスクが高まります。

コーヒーを飲む場合は、食後1時間以降がおすすめです。コーヒーを飲んだ後に食事する場合は、同じく1時間以上の間隔を置いてください。

貧血を予防するには、コーヒーを深煎りタイプに変えるのも良いそうです。

コーヒー豆は、焙煎時間が長くなるほどタンニンが失われます。深煎りタイプは、浅煎りタイプと比較してもタンニンの含有量はさほど多くありません。
その分、鉄分吸収への影響が少ないため、貧血のリスクが下がります。

また、深煎りタイプは「カフェイン」の含有量も少なくなります。じつはカフェインも鉄分の吸収を阻害する成分の1つです。カフェインが鉄分の吸収率を下げるのは、ビタミンCの体外排出を促すためです。

ビタミンCは鉄分の体内吸収を助ける作用があります。つまり、カフェインによりビタミンCが排出されると、鉄分の吸収が上手くできなくなるわけです。

そのため貧血を防ぐには、カフェインの摂取量にも気をつける必要があります。

カフェインが少ないコーヒーに、「カフェインレスコーヒー」があります。「デカフェ」とも呼ばれています。

ただ、カフェインが少なくても、タンニンは含まれています。つまり、必ずしも貧血を予防できるわけではないそうです。…私はこれ飲んでいたので残念です😥。

したがって貧血でもコーヒーを楽しみたい方は、深煎りコーヒーを選ぶのがおすすめだそうです。