おはようございます!あるくべきのふみです!
ちょいと寒さが振り返すようですね。天候と、服装や体調に注意して、しっかり歩き、氷冷しましょう♪
今回は、よくある『寝違え』についてです。多くの人が経験しているのではないでしょうか。
『寝違え』とは、眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることです。首を動かすと痛みが出る時もありますし、痛みで首を動かせない時もあります。酷い時は頭痛さえします。
一般的に、レントゲンなどの画像診断をしても骨に変化はありません。病院では、睡眠中不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)におちいり時にしこりとなっている、前日などにいつもはしないスポーツや労働をして一部の筋肉が痙攣している(こむら返り)、頸椎の後ろの関節(椎間関節)の袋(関節包)に炎症がおこる、などの原因を説明されます。
そして、痛い方向には動かさずにいることの説明と、湿布薬、消炎鎮痛薬や筋弛緩薬の内服の処方が行われます。電気治療もあるかもしれません。
実はこれ、“肩こりや首の異常の対処法”でも書きましたが、「頭の重さを受けながら歩行していると、首は調整される」ので、痛み止を飲んで動いているうちに治ってしまうことも多いのです。それで「薬が効いた」と感じたりしますが…。何にしろ、治ればいいのですが、治りが悪くて薬を飲み続けたりするのは、よろしくありません。
痛みのある場所は触りたくなるのですが、要注意なのが、“マッサージ”です。揉んだり押したり引っ張ったりすると、一時的に痛みが緩和されたような気がするので厄介なのですが、首回りは特にやたら触れないのが得策です。本当に悪化してしまいます。
寝違えてしまったら、まずは、『氷冷』しましょう。これだけだと、痛みはすぐには引きませんが、少し楽になります。その時に、しっかり立ち上がって足踏みでも骨盤体操でもしてみてください。寝転んだままはNGです。
寝ている時は、背骨や骨盤も傾いた状態なので、一度真っ直ぐ重力かかった状態にしてあげることが重要です。
第一頚椎と第二頚椎の位置関係の異常や、顎関節・頚椎全体のバランス異常が痛みを強くするので、まずは、大元の骨盤を元に戻して、上階層である首が整えば、寝違えは素直に治ります。
何度も寝違えるようならば、枕が高すぎたりする可能性もあるので、寝具にも気を付けると良いかもしれません。寝ながらスマホや読書なんかも寝違えの原因になり得ますので注意しましょう。