読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

冬の“かくれ脱水”

2021-02-08 06:07:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!程々の寒さでほんのり暖かい日は、歩くと心地よいですね。春にかけての今の時期は、しっかり歩き氷冷しましょう♪

前回頭痛について書きましたが、冬場に、なんとなく頭が痛い…とか、胃もたれする…を感じるのは、“かくれ脱水”の可能性があるようです。

暑さで汗をかくこともなく、喉もあまり渇かないからと水分補給を怠ると、乾燥する冬は知らないうちに脱水症状に陥ることがあるのです。

体のほぼ半分を占めるのは“水”です。成人の場合は体重の約60%、65歳以上だと約50%を水分が占めています。

体の水分である“体液”には、血液、リンパ液、消化液、細胞と細胞の間を満たす組織間液などがあります。体液が全身を循環することで、体に必要な酸素や栄養分が細胞に運ばれ、不要な老廃物は尿として排泄されます。また、体温が上がったときに汗を出して体温を一定に保つのも、体液の重要な役割のひとつです。

体液は、汗や尿で体の外に出ていく水分と飲食によって体の中に入る水分のバランスがとれることで、一定の量が保たれています。

ところが、夏場の高温多湿による発汗や、病気での高熱発汗・下痢嘔吐、そして、自分で水分を控えるなどの原因で、体液不足が生じると、体内の水分バランスが崩れ、体液が不足します。

さらに、秋から冬にかけては、それらとは異なる原因で体液が不足しやすくなります。

その原因とは“乾燥”です。体液は汗や尿のほか、皮膚からの水分蒸発によっても外に出ていきます。湿度が低く、乾燥する季節はこの水分蒸発が進むため、より体液が失われやすい傾向にあります。

また、暑い夏に比べると喉の渇きを感じにくいため、水分を積極的にとらない人も多いのです。結果的に、体の外へと出ていく水分は多く、体の中に補給される水分は少なくなるため、体液が不足しやすくなります。

このように、知らないうちに体液が失われ、自覚のないまま脱水状態に陥ることを“かくれ脱水”と言うそうです。

初期症状として、頭痛や眠気、胃もたれや食欲不振、筋肉痛や足がつる…などの症状があるようです。まずは、脳、消化器、筋肉で症状が出るということです。

脳、消化器、筋肉をそれぞれきちんと機能させるためには常に体液を循環させることが欠かせません。つまり、体液が不足すると、この3カ所に真っ先に不調が表れやすくなるのです。

とはいえ、どの症状も「ちょっと体調が悪いな」とつい軽く考えてしてしまいがちなのも事実です。しかし、かくれ脱水を放置していると、脱水症へと進行するリスクが高まります。

歩く時も、「冬であんまり喉が乾かないからいいや…」と、水分補給を怠るのは止めましょう。しっかり“水分補給”し、“呼吸”し、“歩行”すれば、体内循環は正常になります。不調の時こそ試してみてください。