こんにちは!あるくべきのふみです!
あっついですねー。言ってもしょうがないけど、ただただ暑いと言わずにはいられないくらいの猛烈な暑さです。歩くときは十分注意して、水分補給かかさず、氷冷もしましょう。
さて、そんな暑さなんですが、何もせずに太陽の下にいるだけで、人は疲労します。動かず、寝そべっているだけでも、太陽にあたっているだけで!です。
理由は、日焼け、水分不足、紫外線によるストレスなどがあります。
まずは、太陽を浴びると、皮膚が赤くなったり、こんがり焼けたりする『日焼け』の状態になります。これは、皮膚が軽い火傷状態になっているということです。長時間になってくると、炎症症状が進み、皮膚が赤く火照ったり、酷いと水ぶくれ状態になったりします。
また、日光にさらされると『水分不足』に陥ります。太陽の下、皮膚の表面温度が高くなり、体温調節するために汗をかきます。そのため、血液中の水分が奪われて、濃縮されてしまいます。
血液には、体の隅々に酸素を送り、老廃物を回収する役割がありますが、水分が減ると血液はスムーズに流れなくなってしまいます。その結果、体は酸素不足になり、老廃物も排出され、ゆっくりと疲れがたまってきてしまうのです。
そして、『紫外線による体内のストレス』です。紫外線を浴びると、身体の中には“活性酸素”という物質が増えてしまいます。
この“活性酸素”には、外敵をやっつけるなどの大切な働きもあるのですが、増えすぎると正常な細胞も傷つけ、体にストレスを与えてしまいます。
そのため、活性酸素が増えてくると、体は、体内にあるビタミンC・ビタミンA・ビタミンEなどの“抗酸化物質”を使って中和しようとします。
ところが紫外線を浴びて、急に活性酸素が増えてしまうと、中和が間に合わず、ビタミン類も本来の目的に使われる前に消費されてしまうのです。
また、強い照り返しがある場所だと、目からも紫外線が入ります。目が疲れて緊張すると、全身に疲れが広がってしまい、疲れが増大していきます。
炎天下というのは、そこにいるだけで疲労していくのに、それに、さらに動きが伴います。スポーツしたり、歩いたりというだけでなく、庭先で掃除したり、花壇の手入れをしたり、洗濯物を干したり…といった少しの動作でも、日光の疲労にプラスして負担がかかるというわけです。
対策としては、水分(糖分+塩分)補給、ビタミン補給、日焼け対策、紫外線対策などが重要です。少し日陰に入るだけでも違います。特に、近年の猛暑は本当に災害レベルになりえるので、要注意です。
私たちは、太陽が出すぎても不調になり、太陽がなくても不調になるので、これまた、難しいものです。