読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

『痛みがない=大丈夫』ではありません。

2019-12-11 10:50:54 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!寒いと首の痛みなど出やすいですね。今日もしっかり歩き、氷冷しましょう♪

前回出てきた背中の痛みで連絡をくれた友人は、痛みは薄れてきたということなのですが、新たな事実が判明しました。

こんなに私がブログで『毎日氷冷してください!』と主張しているにもかかわらず、「えぇ!?毎日?そんなの初めて聞いたよ!」と言われました。

Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!

伝えている気になっているけど、伝えるとは、なかなかに難しいものですね。

さぁ、皆様、おさらいですよ!
歩行も氷冷も『毎日』やっていきましょう!!

さらに、言っておきたいのは、『痛みがなくなる=治った』もしくは、『痛みがない=大丈夫』と思っている人が多いのですが、そんなことはありません。

もちろん、痛みは体からのサインなので、ひとつの目安にはなります。
しかし、間違ってはいけないのが、痛みがないから大丈夫なんだと思い込むことです。

うっかり転んでしまって起き上がった時に、「痛くないんで、大丈夫です。」と言う人が多いのですが、転んで身体に衝撃があって、大丈夫なわきゃないんです。

例えば、円柱型の積み木を何個か重ねて、倒して、頂点と底辺の積み木を押さえながら、元に戻してみてください。

積み木は元通り重なってますか?各々の積み木が、少しずつズレいませんか?それと同じように、背骨の関節は、倒れると、その衝撃で微細にズレてしまうのです。

その時に痛みがないだけで、後々、それは現れてきますし、それが数時間後に出てくるか、数年後に出てくるか、その違いはあれど、何らかしらは出てきます。

数年後だと、その時の転倒のせいだとは分からないまま出てくるので、とても厄介です。

さらに、痛みを我慢してやり過ごして、痛みがなくなったから、治ったんだと思うのもありがちですが、そんなことはありません。

症状の出方というのは、
『1.違和感』→『2.痛み』→『3.しびれ』→『4.麻痺』
となっています。

こう見ると、痛みは前半部分なのです。痛みの段階で、身体のサインに気付いてね!ということなのですが、それを越えると、しびれが出てきて、それも無視すると、自ら感覚を麻痺させちゃいます。

防衛本能とも言えますが、麻痺までになると、自覚もしづらい上に、治すのにも時間がかかります。

自覚できないなら、どうやって判明するかというと、体は悪い場所を他の場所でカバーするので、全く別の場所に痛みが発生したりします。

別の場所に痛みが出ると、『痛みの発生場所が悪いんだ』と考える人が大半なので、大元の原因にたどり着けないことも多く、原因不明の痛みという診断になってしまいます。

原因がわからないと、加齢とか使い過ぎとかストレスのせいにされてしまうのが現状です。

ちなみに、治っていく過程は、
『4.麻痺』→『3.しびれ』→『2.痛み』→『1.違和感』
となります。

自分で少しずつ積み上げてきた症状が、魔法みたく一足飛びで治るわけではありません。

痛みを感じた後のケアがとても重要なのです。痛みが治まって良かった~で、終わってはいけません。

痛みが少なくなった時にこそ、きちんと歩行して、きちんと氷冷して、症状を次の段階にしないように、体を元に戻す必要があるのです。