3月は卒業や人事異動で、まさに一人ひとりにとっては『変化』の季節であります。
先日亡くなった5歳上の兄の通夜・告別式が終わりました。基本的には家族葬で、親族と、兄の親しかった学生時代の友人の方々を中心に執り行いました。
父と母を見送った時は、亡くなる前の入院時に、ゆっくり感謝の言葉をかける時間があったのですが、今回はコロナ禍の影響で、兄の入院時も、リハビリ施設に入っている間も、直接面会できる機会はなく、これまでの感謝の言葉をかけることが出来ませんでした。以前、このblogで書いたとおり、自分は兄の背中を追いかけるように同じ中学・高校へ進んで、就職についても、兄の大学の同級生が務める信託銀行へ入社したので、兄がいなければ、今の自分の学歴もキャリアもありませんでした。
そして、兄が亡くなって、葬儀日程を決めている間に、今度は自分のキャリアにも変化の時がやって参りました。3月末で今の立場を退任することが決まり、4月から新たなステージがスタートすることとなりました。
とは言っても、もう62歳であり、5月には63歳になりますから、新たなステージといっても、それほど長いものにはならないと思いますが、少しでも、若い同僚たちを勇気づけて、未来に向かって、奮い立つような気持ちになってもらえるよう、老骨に鞭を打って、もう一仕事出来ればと考えております。
レミオロメン【3月9日】より
瞳を閉じればあなたが まぶたの裏にいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私もそうでありたい