金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【続報】 退院後の「もなか姫」の状況です・・

2024-05-29 02:02:38 | 

 

 5月20日(月)に府中の緊急医療センターから退院した、もなか姫の状況をお伝えします。

 

 日曜日の全身麻酔の影響で、しばらくはグッタリした感じが続きましたが、自宅に帰ったあとは、ようやくユックリと眠れるようになったようで、自分の寝床の段ボール箱で静かにしています。

 また水分補給と栄養補給が途切れてしまうと、猫は3日4日くらいで動けなくなってしまうので、もなか姫が好んで食する「スープ系」のフードを用意して、少しずつでも摂取するように促しています。食欲を増進させる薬の効果もあって、少しずつですが食事を摂るようになっています。

 前回も申し上げたように、少しでも長く「もなか姫が大好きなママと一緒に居られる時間」を作れるように努めるだけであります。

 

 

 ところで、今回つくづく感じたのが、「膵臓がん」の自覚症状の無さであります。

 そもそも、もなか姫の様子が変になったのが、5月9日(木)の朝早朝の2時3時までは、いつもの固形食を美味しそうに食べていたのをワタクシは目撃しているので、その数時間あとから容体が急変し始めました。おそらく、もなか姫にしても、直前までは殆ど「自覚症状」がなかったのではないでしょうか。

 

 自分の身近なところでも、昨年膵臓がんで亡くなった2年上の先輩は、「膵臓がんステージ4」と診断されるまで自覚症状がなかったそうです。昨年末に亡くなられたメガバンクトップの方も、同じく「膵臓がんステージ4」と診断させるまで全く気付かなかったとお聞きしました。そして、通常の人間ドックの検査項目では、膵臓がんの発生も、その進行もまず捉えられないとのこと。

 すなわち、血液検査・尿検査の結果では現れにくく、超音波検査でも極めて見つかりにくい病気らしい。今回のもなか姫のケースでは、全身のCT検査(動物の場合は全身麻酔が必要になるため、普通時の検査では選択されない)をやってもらって、ようやく発見できたように、人間の場合でも「全身MRI検査」「全身CT検査」あるいは「腹部MRI検査」「腹部CT検査」などのオプション検査を追加しないとまず発見できないようです。

 

 膵臓がんや胆管がんは、唯でさえ治療方法が確立しておらず、少なくとも「早期発見」をしなければ、対処する術もない病気です。自らの変化に敏感な猫や犬ですら、末期にならないと自覚症状が出ないのですから非常に厄介であります。

 

 少なくとも末期に至って「あまり苦しまなくても良い選択肢があること」を望むというのが、今のワタクシの心境であります。

 

 


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