金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【今年の人間ドックが無事終了】 新たなK大学病院 予防医療センターは素晴らしい!

2024-02-07 00:46:11 | 健康

 今年の人間ドックが無事終了いたしました。

 昨秋に間質性肺炎との診断が下ってから初めての人間ドックでしたから、肺以外にもガタがきていないか心配だったのですが、とりあえず速報ベースでは、大きな問題は発生しておりませんでした

 

 

 気になっていた肺機能検査では、1年前よりも肺活量は増加していましたし、瞬間的な呼吸機能を示す数値も改善していました。肺のMRI写真を見ても患部の拡大は抑えられる様子。ここは、日頃の散歩やラジオ体操の効果もありますが、やはり年末から始めたCPAP療法(睡眠時無呼吸症候群を治療するための自動呼吸器療法)が効いて、肺が活性化したのだと思います。

 また間質性肺炎で起こりがちな心臓への負荷増の影響も、心電図を見る限り、発生してはいないようでした。血液検査からの肝機能の状態も良好であり、尿酸値や糖尿病関係数値も引続き正常値の範囲。それから、今年はオプションで追加した「脳ドック」、すなわち脳のMRI検査ですが、10年ぶりの検査だったにもかかわらず、全く異常なしで綺麗な脳の血管映像を確認できました。この状態であれば、次の脳ドックは5年後で大丈夫そう。

 まぁ正式な検査報告は2週間後くらいに届くので、例年どおり、眼底検査「右眼底に黄斑上膜あり」と、聴力検査「低音の聴力が弱っている」、さらには上記の「間質性肺炎の患部が見られる」、そして「体重が重すぎるから減量を」という指示が来るのでしょう。

 

 それはそれとして、今年の人間ドックも、K大学病院の予防医療センターで受けたのですが、従来の信濃町から麻布台ヒルズ内へ移転してから、初の人間ドックでありました。まず予想どおり、すべての検査施設が全くの新品で、最新の設備へ替わっておりました。また、MRI機器や内視鏡検査機器などが質も量もアップしており、会場も余裕があってリラックスできます。相変わらず、サービスが行き届いていて、何もストレスを感じることがありません。

 そうであろうとは期待していましたが、最高品質の医療検査サービスが整っておりました。

 

 唯一の問題があるとすれば、麻布台ヒルズという立地

 え? と思われるかもしれませんが、ワタクシはJR中央線経由で南北線の六本木一丁目駅から歩いたのですが、足首を捻挫している身からすると、あまりにも遠くてアップダウンがキツイ道でありました。日比谷線の神谷町からの方が近いそうですが、東京の西からの人間では日比谷線は使えません。

 麻布台ヒルズ周辺に住んでいる人たちにとっては、便利な立地なのだと思います。人間ドックもかなり多くの人たちが理由していたので、六本木セレブたちには相応の頻度で利用されるのでしょう。価格も14万円と高いですから、「利用者を選ぶ」というマーケティングは理解できます。ただ、もう少し駅からのアクセスを改善しないと、大きなターゲットである「老人の利用者」を逃すことになりそう。

 何と言っても、お金を持っているのは老人ですから。老人が逃げると大変ですよ。

 

 


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【睡眠時無呼吸症候群】 年末から「CPAP療法」を開始 これが良く眠れる‼

2024-01-24 01:44:33 | 健康

 

 昨日、人間ドックの話をしたので、同じく「健康テーマ」で、今日は「CPAP療法」について。

 実は、ワタクシは随分前から「睡眠時無呼吸症候群」の疑いがありました。イビキも酷いレベルでしたし、また嫁や息子からは「寝てる時に、よく息が止まっているよ」と何度も指摘されておりました。それでも、ちょっと前までは、そんなことはお構えなしに、よく眠り、よく食べて、何の不自由もありませんでしたので、医師に相談も致しませんでした

 

 しかし、昨秋に「間質性肺炎」の診断が下されて、また就寝時に起こる「息苦しさ」により、睡眠が十分に取れない状況が断続的に続いたものですから、医師に相談の上、「睡眠時無呼吸症候群」の検査キットで、自分にその症状があるのか否かを調べることにしました。それが11月の下旬であります。

 検査キットが、担当医師の指示のもと、業者から送られてきて、2日分の睡眠時データを採って返信したところ、「重度の無呼吸症」との診断。そして担当医師の勧めにより、即「CPAP装置による療法」をスタートすることになりました。12月の20日過ぎにCPAP装置が送られてきて、昨年末からCPAP装置をつけて寝ることを開始した次第。

 

 

 ちなみに、CPAPとは、「Continuous Positive Airway Pressure」の略であり、「経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれるもの。要は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておくというものです。

 自分が使っているタイプは、エアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれるもの。最初は慣れないので、なかなか寝付けなかったり、長く装着することが難しいのですが、慣れてくると、これがとても快適になります。

 何と言っても、寝入ってからの眠りの深さが段違い今までは、酸素不足だったせいか、2時間ごとに目が覚めてトイレに行ったりしていたのが、4時間、5時間と睡眠が途切れることがありません。また翌日、日中に眠くなったりすることが少なくなります。そして、何に対しても集中力がアップするのです。こんなことならば、早く取り入れれば良かった

 

 また、間質性肺炎との関係でも、よく眠れることで、血圧や心臓への負荷が軽減何よりも、睡眠時の肺が活性化するので、間質性肺炎の進行を遅らせる効果がありそう。少なくとも、CPAP装置をつけてからの血液検査の結果では、間質性肺炎の進行をみるKL-6の値が、600台から400台へ低下しました。病の進行を遅らせる効果が見られています。

 なお、眠りが深くなって、集中力が戻ってくると、仕事に対する姿勢も前向きに変わってきます。文章を読もうとする意志が湧いてきますし、会議でも積極的な発言が出るようになります。

 

 いままで、いかにブレーキがかかる中で仕事を続けていたかを痛感する日々。

 CPAP療法のおかげで、人生を取り戻した感すらあります。

 


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【人間ドックまであと一週間・・】 いつもなら、ここから体重を落としにいくが・・

2024-01-23 00:34:03 | 健康

 年に1回の「人間ドック」まで、あと一週間となりました。

 いつもの年ならば、ここから体重を一気に落として「調整」を図るところなのですが、今回は何と言っても、昨秋「間質性肺炎」の宣告を受けて最初の人間ドックなので、自然体で臨むことにしております。

 

 

 まぁ、昨年までは、ノー天気に「体重さえ気をつければ、担当の医師にも叱られない」という程度の認識でしたから、関心事は「体重」のみでした。しかし、今年は「間質性肺炎」の進行を診るための、「腹部のCT検査」「レントゲン検査」「血液検査」が重要であり、また肺の機能低下で心臓に負荷がかかっている可能性があることから、「心電図」のチェックも重要であります。

 そんな状況下ですから、無理に体重を落として、いつもどおりの数値が出ないことがかえってリスクになりますから、自然体で臨むことを心がけております。

 なお、間質性肺炎などの難しい病気にかかる時は、同時に他の部位にも重大な病が発生することはよくあることなので、そのあたりも、よく診てもらう人間ドックになりそう。

 

 ちなみに、いつものK大学病院 予防医療センターで人間ドックを受けるのですが、今年からは場所が変わって、信濃町から六本木の麻布台ヒルズとなりました。新たな場所になって、料金が4万円も値上がりしたのですが、その分、新しい医療機器での検査になりますから、どの程度レベルが上がるのか、今から興味が湧いております。(もし、場所が変わっただけの値上げならば怒りますよ!)

 それから、昨年他界した兄の死因が脳梗塞だったこともあり、今回はオプションで「脳ドック」をプラスいたしました。平たく言えば、脳のMRI検査を追加したということ。10年前にMRIを撮った時は「キレイな脳」だったため、それ以降サボっておりました。何も自覚症状はありませんが、今回を基準年として、今後は「脳のMRI」も定期的な検査項目に入れていきたいと思います。

 

 

【追加】とか言っていたら、週末にコンビニ内で転んで、足のくるぶし辺りを捻挫してしまいました。普通に歩くことは無理なので、1週間後の人間ドックへは、朝早めに出て、ゆっくり歩きながら会場へ行くしかありません。

 あ~油断しました。床が濡れていて、スニーカーのゴム底が滑ってしまいました。年取ると、そうしたアクシデントに即応できないため、激しくコケてしまった。皆さまもお気をつけて下さい。

 

 


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【師走の交通機関は・・】 バスも電車も・・混む‼

2023-12-19 01:15:42 | 健康

 自分は満員電車とか、満員のバスとかが大の苦手であります。

 

 そんなもの好きな人はいないでしょ!って、言われるかもしれませんが、今年の秋に例の「間質性肺炎」を宣告されてからは、余計に苦手になっております。

 満員電車の中で、暫く信号待ちなどで停車状態が続くと、何だか呼吸が苦しくなる気がして、その場には居られなくなる・・。もっと正確に言えば、「呼吸が出来なくなる」不安が増大して、居ても立ってもいられなくなり、非常口から外へ出たくなるというパニック状態に陥るのです。

 だから、通勤時には、なるべく朝早い時間の、電車やバスが空いている時を狙っています。特にバスについては、自宅から最寄りのJR武蔵小金井駅まで西武バスを利用しておるのですが、5時55分発の始発に乗車するようにしております。

 

 

 しかし・・。この始発バスですが、最近、超満員になることも珍しくないのです。コロナ禍が落ち着いて、リモートから実際に出社するケースが増えていることもありますが、ワタクシと同じように、時差出勤によって朝早く出て、帰りも早めに退社することを指向する人が増えているようなのです。

 現実に、少しユックリめに9時半頃にバスに乗ると非常に空いており、JR中央線も朝10時前後はユッタリ座れる状況。すなわち、時差出勤ならば遅めに出る方が効果的なのですが、そうなると退社時間も遅くなってしまい、帰宅時間が20時過ぎから21時頃になります。60歳を超えた老体には、早寝早起きの方がマッチしているため、やはり始発バスを選好することに。

 

 さらに、12月=師走に入った今、この早朝のバスと電車、従前よりも混雑度が増しています。なぜだか理由はハッキリしませんが、ワタクシのような年寄りだけでなく、若い人たちの間にもなるべく早めに退社したい=早めに帰宅したい、あるいは早めに夜の街に繰り出したい、という欲求が強まる季節のようです。

 早く仕事を切り上げたいが故に、早く仕事に赴く、ということなのでしょう。

 

 そういうことであれば、朝早いバスの本数を少し増やして欲しいと思う年寄りは、ワタクシだけではないはず。コロナ禍で乗車人数が落ちた時に、早朝バスの本数が減らされて、そのままになっています。乗車人数が戻りつつあるので、また戻して欲しい

 ドライバーの数が確保できない事情も承知しておりますが、西武バスの経営陣の方、是非ご検討頂ければ幸いであります。

 

 


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【間質性肺炎 番外編】 不安で堪らない時には、もなか姫が傍に寄り添う・・

2023-11-15 01:21:42 | 健康

 間質性肺炎と宣告を受けても、普段の生活では、まだ特に支障は出ていません。

 

 肺の機能は、まだまだ十分に機能している訳ですから、当然であります。仕事も普段どおりですし、今までどおりにゴルフもします。もちろん、夜の宴席も続けています。何も変わりはありません。

 

 しかし、内面としては大きな試練が始まっています。

 例えば、狭い部屋に入る時や、空調の悪い飲食店に入った時は、何だか「これから息苦しくなってしまうのではないか?」という不安に駆られて、長くその場に居ることが出来なくなっています

 また、就寝の際にも、不安のため1~2時間程度で眼が覚めることが多く、一度眼が覚めたあとは、なかなか眠りに就くことは難しくなります。結果として、翌日の勤務時間中には、眠い時間が続くことになります。

 

 こんな具合に、何とも言えない不安感に襲われることと戦っている時、ふと横を見ると、彼女が傍に寄り添ってくれています。

 

 

 もなかには、ワタクシの内面に発生した「心の隅間」がよく見えるのですね。

 だから、それを埋めようとして傍に寄り添ってくれている。

 

 やっぱり、猫の癒しの力って凄いなぁ。

 

 


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